寄附方法27 Litterae Populi Vol.73北海道大学総合博物館「古生物標本の世界」展示室のデジタルツイン空間展示標本の3Dモデル前庭から見た白堊館出典:北海道大学大学文書館クレジットカード決済により、継続寄附(毎月・年2回・年1回いずれかの引落し)をご利用いただけます。また、お申込み時に会員登録いただくと登録内容の修正などがインターネットで随時行えます。北大フロンティア基金ウェブサイトの「寄附をする」から、寄附方法(クレジットカード決済、郵便振替・銀行振込、コンビニ決済)を選択のうえ、お手続きください。白堊館航空写真出典:北海道大学大学文書館西5丁目通(医学部、北12条)1967年4月寺沢浩一旧蔵写真FM-54 今回は、周年記念事業の一つ「バーチャル・キャンパス事業」をご紹介しました。本事業は周年期間中に仕組みを構築し、次の150年に向け社会との共創ツールとしてサステイナブルに活用していきます。 皆さんがより使いやすいシステムにしていくために、ひきつづきご支援を募っております。どうぞよろしくお願い致します。(北大フロンティア基金) AR空間とは、現実の空間に何らかの情報を加えて表現する空間です。例えば、城跡にスマートフォンやタブレットをかざすと昔の城の姿が表示されるものです。 本事業では、取り組み1のホームマップと連携しながら、過去のキャンパスを再現するAR空間の構築を目指しています。 今は存在しない旧工学部本館は、外壁の一部に白タイルが張られ、通称「白堊館」と呼ばれていました。また、上空から見下ろすと、鶴が翼を広げた様を想起させることから「鶴翼(かくよく)館」と呼ばれることもありました。完成以後、大学病院とともに北13条以北のキャンパスの様相を一変させるものでした。 西5丁目樽川通りを北24条まで路面電車が走っていたのをご存じでしょうか。通称「電車通り」と呼ばれ、北大正門を出て右折すると国鉄(現JR)の線路に跨線橋が架かっていました。AR空間を活用することで、同窓生や近隣住民にとって懐かしく思い出深い風景を再現していきます。 現実世界をデジタルな仮想空間上にまるで双子(ツイン)のように再現するものです。グーグル・ストリートビューがその代表例です。 本事業では、現在、北海道大学総合博物館、水産学部附属練習船おしょろ丸等をデジタル化しています。デジタル空間であるために様々なコンテンツを埋め込んだり、外部サイトに誘導したりすることができます。 北海道大学総合博物館においては、展示標本の3Dデータや資料データベースを埋め込むことで、遠くからでも標本を調査・研究することが可能となり、共同研究を誘引したり、社会見学の事前学習に使用したりできるようになります。さらに、毎年行われる企画展をデジタルツイン空間としてアーカイブすることにより、新たな教育・研究資料とすることも可能です。北海道大学創基150周年記念募金ご寄附のお願い取り組み4:AR(拡張現実)空間取り組み3:デジタルツイン空間
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