「北海道大学・自治体連携フォーラム」設立記念シンポジウムを開催2025年6月21日、フード&メディカルイノベーション国際拠点多目的ホールにおいて、「北海道大学・自治体連携フォーラム」設立記念シンポジウムを開催しました。本フォーラムは、学内での自治体連携の事例や自治体連携に関わる教員・研究者の見える化を図りながら、全体窓口として本学と自治体の組織的かつ学際的な連携を支援することを目的として設立されたものです。当日は、北海道庁をはじめとする24の自治体から首長や副市長などの特別職を含む61名、本学の教員・研究者46名のほか民間団体などの参加者合わせて148名にご来場いただくとともに、オンラインでも56名が視聴するなど、総勢204名が参加する盛会となりました。シンポジウムでは、寳金清博総長の開会挨拶に続き、包括連携協定を締結している自治体である北海道の鈴木直道知事、札幌市の秋元克広市長、函館市の大泉潤市長を来賓としてお迎えし、それぞれご挨拶いただきました。その後、行松泰弘理事から本フォーラム設立の趣旨説明があり、続いて、本フォーラムの会長を務める公共政策大学院の山崎幹根教授による基調講演「北海道にふさわしい連携をめざして」を行い、さらに、斜里町の山内浩彰町長と国際広報メディア・観光学院の石黒侑介准教授、上士幌町の竹中貢町長と工学研究院の森傑教授による対談形式で、本学と自治体による具体的な連携事例を紹介し、自治体との連携の具体像を参加者と共有しました。本フォーラムは、今年度末までを試行期間とし、自治体の課題解決に向けた連携の手法等について検証した上で、来年4月より本格的に稼働する予定です。記念撮影(左から、山崎教授、鈴木知事、寳金総長、秋元市長、大泉市長)山内町長(中央)と石黒准教授(右)の対談山崎教授による基調講演竹中町長(中央)と森教授(右)の対談21 Litterae Populi Vol.7521 Litterae Populi Vol.75
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