第107回サイエンス・カフェ札幌 「北海道大学が紐解くテオ・ヤンセンの世界」
風を受け、なめらかに砂浜を疾走する巨大な物体。オランダのアーティスト、テオ・ヤンセンさんが、プラスチックチューブを組み合わせて生み出した「ストランドビー スト(砂浜の生命体)」は、武骨な見た目とは裏腹に、生きているかのような繊細な生命感を私たちに想起させます。
2019 年7月13日 ~9 月1日にかけ、札幌芸術の森美術館では「テオ・ヤンセン展」が開催されます。オランダの砂浜でしか生きることのできない宿命を背負ったストランドビーストを、生物の仕組みや、環境との相互作用について研究している北大の研究者や学生はどう読み解くのでしょうか。本カフェでは、まず石狩浜の生態系を研究している松島肇さんと共に、ヤンセンさんの環境と生命へのまなざしに迫っていきます。後半はストランドビーストをテーマにしたワークショップを実施した北大生や来場者の皆さんからあがった質問を元に、ヤンセンさんの作品について深く掘り下げていきます。
【ゲスト】テオ・ヤンセンさん(アーティスト)
【パネリスト】松島 肇さん(北海道大学 農学研究院 基盤研究部門 生物資源科学分野 講師)
【聞き手】朴 炫貞(CoSTEP 特任助教)
連動ワークショップ
北大の学生がテオ・ヤンセンの作品を解釈し、その生命観・環境観を表現するワークショップ「繁殖するビースト Strand of lives」の展示が同時に行われます。
16:00-18:30 カフェ会場のロビーホワイエにて。
開催日
2019年7月16日 (火) 終了
時間
18:30-20:30(開場/18:00)
場所
北海道大学 工学部フロンティア応用科学研究棟 2F レクチャーホール(鈴木章ホール)
参加費
無料
申込方法
事前申込制→ こちら
申込締切 7月7日(応募者多数の場合、早めに締め切る場合があります)
*応募者多数の場合は抽選を行います。抽選結果は7月8日以降にご連絡します。
*申し込みサイトの文言で抽選結果は7月2日となっていましたが、間違いです。
URL
http://costep.open-ed.hokudai.ac.jp/costep/contents/article/1985/
主催
北海道大学 CoSTEP
北海道大学 大学力強化推進本部
協力
札幌芸術の森美術館
TERRACE -科学とアートが出会う場所-
お問い合わせ
Tel・Fax 011-706-5320
E-mail costep_office*ml.hokudai.ac.jp
札幌市北区北17条西8丁目高等教育推進機構 N163A室
- 掲載日:2019年7月5日