北大祭全学実行委員会委員長・工学部2年
小畠 佑介(こばたけ ゆうすけ)

  メインストリートを覆い尽くすほどの人、あたりを満たすような子どもの笑顔、ステージから聞こえる歌声。そんな北大祭が今年も6月5日(木)〜8日(日)の4日間にわたり開催されました。4日間毎日が晴天というわけではなかったが、祭りにふさわしい天候に恵まれたと思います。
  この北大祭は、獣医学祭、医学展、歯学祭、保健学科祭、理学祭、農学祭の6つの各部祭と、1年生とサークル団体を中心とした楡陵祭、留学生が中心のインターナショナルフードフェスティバルの8つの祭りによって構成されています。そのため、各学部の特色が出た研究公開などアカデミックな面と、祭りとしての華やかさを楽しんでいただける面の2つの面を同時に押し出すことが出来ます。
  メインストリートに並ぶ約250の模擬店や、各学部棟で行われる研究の公開、メンスト北端のステージでのライブやサークルの発表等、実に様々なことがこの北大内で開催されています。来場者も学生のみではなく、家族連れや老人の方など老若男女問わず訪れてくださっています。連綿と続いてきた北大祭の実績があるからこそ他の大学祭にはない北大独自の祭りになっているのではないでしょうか。
  このようにして開催された北大祭ですが今年で50回目という記念すべき節目の年を迎えました。そのため、例年以上に参加団体も多く、来場者の数も増え、企画もにぎわうこととなりました。これを機にさらなる北大祭の発展へと続くことと、あと50年後でも北大祭が北大の伝統行事として毎年行われていることを願っています。
  最後になりましたが、今の北大祭があるのは、過去49回祭りを運営してきた先輩方、出店している団体の方、足を運んでくださっている来場者の方など様々な人の協力があってこそ成り立っているものだと実感しました。この場を借りてお礼申し上げます。



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