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  「高等教育機能開発総合センター」には、E棟1階の学務部事務室前とE棟2階・3階に投書箱「学生の声」を設置し、併せて「記入用紙」も備えています。
  みなさんが疑問に思う事や改善して欲しい事など、この投書箱に寄せられた意見・要望は、回答(対応)を添えて、同センターE棟1階の「学生の声(回答)専用掲示板」に掲示しています。
  以下、前回(第127号)以降に掲示した「学生の声」を紹介します。
  なお、掲載にあたっては、個人を特定できる内容を除いたり、誤りのある表記等を修正している場合があります。誌面の都合上、建設的なご意見を優先しています。

【掲示日:平成20年4月1日】無記名の学生からの投書

Q  2008年4月から補講、試験期間が廃止され授業期間が16週に延ばされましたが、学生の立場から見ると試験期間が設けられていた頃と何ら違いがなく、制度変更の主旨がわかりかねます。この変更は何のために、またこの変更によりどんな効果が(変化が)期待できるのでしょうか。
  もう一つ、今回の制度変更においても以前と同様に一学期の最終日(以前の試験期間最終日)は8月10日前後となっています。約半数が道外、道内でも遠方での一人暮らしをしている学生を含めると6〜7割の学生が夏の帰省を行うと思いますが、現在の授業期間の設定では割増料金の期間に帰らざるを得ません。道外からの学生はある程度の覚悟の上で北大に進学してきているとは思いますが多少でも金銭的負担を減らしたいのが現実ではないでしょうか。
  一週間とまでは言いませんが、せめてあと1、3日終了日を来年度以降早めることはできないでしょうか。
(学務部教務課からの回答)

A  平成20年度から開始する、補講期間及び定期試験期間を廃止して、各曜日とも16週の授業期間を確保する制度については、従前の「授業期間」を見直して、単位の実質化を図るために導入されたものです。この制度の導入により、各授業担当者が、一層明確な授業計画を授業の当初に履修者に示し、計画的に授業を実施することが可能となります。
  また、授業終了時期に関するお問合せについてですが、各曜日ともに16週を確保する場合、不足の曜日を別の曜日に振替えるなどの対応を行っても、授業終了日は、どうしても従前どおりの8月10日前後にならざるを得ません。これは、新入生の諸手続や入学式などの行事に合わせて、1学期の授業開始が、例年4月10日頃になっていることから、やむを得ない状況となっておりますので、ご理解をお願いいたします。
  なお、休講による補講がない授業については、15週で終了するため、従来よりも1週早く終わる場合もあります。

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【掲示日:平成20年5月7日】理学部1年の学生からの投書

Q  外国語演習の希望調書の締め切りを一週間遅らせて欲しいと思います。授業を受けていないのに決めるのは難しいので、改善していただければ幸いです。
(学務部教務課からの回答)

A  ご要望のありました外国語演習の希望調書の提出締め切りを一週間遅らせることについては、これまでも同様のご意見をいただき検討して参りました。
  しかし、外国語演習などの抽選科目については、履修者を抽選で決定しなければならず、決定するまでにはシステム的にも時間がかかるため、一般の履修登録日に合わせ、その期間を逆算し申請時期を早く設定しています。また、抽選科目の履修者が決定した後でなければ履修登録ができないことを考慮すると、申請手続き等を一週間遅らせることは、必然的に履修者の決定も一週間遅れることになり、授業計画全体への影響が大きいとの理由から、現在の抽選科目の申請時期を変更することは難しいとの結論に至っております。
  ご理解の程、よろしくお願いいたします。


【掲示日:平成20年5月13日】教育学部1年の学生からの投書

Q  大学生は何かと荷物が多いので、スペースのある場所にはロッカーを設置して欲しいです。
(学務部学生支援課からの回答)

A  投書された学生に確認したところ、高等教育機能開発総合センター内における要望でした。
  普段広く見える同センターは、全学部の学生(1〜2年)が授業を受ける施設であり、授業の終了など一度に大勢の学生が往来する場合は大変混雑しているので、ロッカーを設置できるようなスペースを確保できないことをご理解ください。

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【掲示日:平成20年5月13日】工学部1年の学生からの投書

Q  教養棟廊下についてです。
  部活・サークルなどのビラは新入生にとって貴重な情報源ですが、あまりにも大量に貼られすぎていてかえって見づらくなっています。
  中には貼りきれずに廊下に落ちてしまったものもありますので、部活・サークルに励む方々には大変申しづらいのですが、もう少しビラの量やレイアウトに気を配って提示して欲しいです。
(学務部学生支援課からの回答)

A  貴重なご意見をいただき有り難うございます。
高等教育機能開発総合センターE棟2階及び3階にある講義室前の掲示板は、学生が自由に掲示することができるように設置したものです。
  同掲示板における掲示物や掲示方法は、原則として大学側(学務部)が管理や規制するのではなく、学生の自主性にまかせているところです。
  しかしながら、モラルに欠ける学生の行為(一つの掲示板に同じチラシを何枚も貼り付けること、チラシの上に自分達のチラシを貼ること、期限切れのチラシを回収しないこと、落ちたチラシの放置すること)が、ご指摘のような秩序に欠けた悲惨な現状を作り出しています。
  今後の勧誘活動について、学生による学生のための自主的な管理方法など、検討するように公認サークルに働きかけると共に、掲示のマナーやモラルを遵守するよう「張り紙」により指導していきたいと思います。


【掲示日:平成20年6月4日】教育学部1年目の学生からの投書

Q  授業の休講を受講者にメールで連絡するシステムが欲しい。物理的に不可能でも、せめて携帯サイトで確認できるようにして欲しい。PCサイトだと携帯から見ることができず、不便だ。
(学務部教務課からの回答)

A  休講情報の携帯サイトからの確認については、下記のURLにアクセスしていただくと、確認することができます。 http://inform.academic.hokudai.ac.jp/webinfo/m/
  また、休講情報の電子掲示板の下に設置したパンフレット及び大学のホームページに携帯サイトのQRコードが表示してありますので、ご活用願います。

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【掲示日:平成20年6月4日】医学部2年目の学生からの投書

Q  教養科目の選択について
  初回授業から90分授業を行うのではなく、同時限の複数の科目を見学できるよう、30分か45分のガイダンスを行って欲しいと思います。いくつかの授業で迷っていることもあるのに、現行の授業では、気になる授業を全て見学することができません。ひどい場合には、1回目の授業から出席をとっています。遅刻した学生に威圧的な態度を取る教官もいますが、他の授業も実際見学した方がよいのではないかと思います。
  実際、シラバスを見ればわかるだろ。とおっしゃられるかもしれませんが、文面を見るだけより実際の授業の行われる雰囲気も見た方がどんな授業なのかはっきりわかりやすいと思います。
  1回目の授業はドアを閉め切ったり、出席をとったりしないで、もっと開放的にしてもらいたいと思います。
  また、一般教育演習の1回目の授業の前に、とる授業を決めなくてはならないのはどうかと思います。
(学務部教務課からの回答)

A  ご要望のありました初回授業でガイダンスを行うことについては、全学教育科目で選択科目として開講される科目の種類及び数が非常に多いことから、時間を調節してガイダンスを行っても、全ての希望科目を見学することは困難と思われます。また、シラバスを読むよりも実際の授業に出席したほうが、雰囲気がわかりやすいということは理解できますが、毎年、可能な限りシラバスの内容の充実を図っているところですので、ある程度の情報については事前にシラバスの内容からご判断いただければと思います。
  なお、選択科目の初回授業で出席をとっている科目があるとのことですが、担当者によっては、何名の出席があったかの統計資料として、初回授業でも履修カードを回収している場合もあるかと思います。これは「出席をとる」というよりも、むしろ履修者数を確認する目的のものとご理解ください。
  今後の対応として、全学教育科目では、履修登録が開始するまでの期間の選択科目については、複数の授業を見学して履修科目を決定することが可能であるので、授業を見学しやすい環境づくりに配慮願いたい旨、改めて担当教員に周知したいと思います。


【掲示日:平成20年6月12日】文学部1年目の学生からの投書

Q  情報学Tを履修しているのですが、パソコンがあまり得意ではないので課題にとても苦労しています。
  先生方が初心者にもわかるように説明して下さっているのはよくわかるのですが、パソコンが不得意で同じように困っている人も少なからずいるようです。
  もし可能なら週1回でもいいので情報学の内容(課題の質問など)について、先生方に直接説明してもらえるオフィスアワーのような時間を設けて欲しいです。自分で学習しようにも、家ではパソコンの環境が整っていない人もいると思うので(私とか)よろしくお願いします。
(「情報学」科目責任者からの回答)

A  情報学Tでは、実習テキスト2ページにも記載されているように、学生諸君へのサポートとして、質問等に対応できる場所と時間を以下のように設定しています。

【質問・相談対応場所】
 高等教育機能開発総合センター E209B サーバー室
【基本的な対応時間】
 月 9:05-10:15、10:50-12:00、13:20-14:30、15:05-16:15
 火 13:20-14:30 
 水 9:05-10:15、10:50-12:00、13:20-14:30、15:05-16:15
 木 10:45-12:00、13:20-14:30
 金 9:05-10:15、13:20-14:30、15:05-16:15

  情報学Tに関わる内容の質問や相談に対応するTAがおりますので、ぜひ積極的にご利用ください。
  ただし、システムや実習上のトラブル等、緊急の場合には担当者が在室していない場合がありますので、ご了承ください。
  また、各グループ固有の質問は、グループの先生にしかわからない部分がありますので、実習担当の先生にお聞きください。


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【番外編】 市民の声

(1) よさこいソーラン祭り直前のとある休日、長閑な豊平川の河川敷にあるテニスコートで、漢字一文字で何処ぞの団体か分かるユニホームをまとい、100人規模のよさこい集団が我が物顔で練習をしていた。河川敷で練習することは、とやかく言うことではないと思うが、よりによって4面連なっているコートのうち、ネットが張られている中央2面をテニスとは関係のない団体が占有し、両端のネットの張られていないコートを空かせておく意味がわからない。同テニスコートは、休日は老若男女のテニス愛好者が楽しんでいる場所であり、事実、ラケットを背負って自転車に乗ってきた中学生の子どもたちがあきらめ顔で帰って行ったのを目撃した。北大に入学できないレベルの若者だって、踊り集団はネットのある方とない方のどちらを使うべきか分かるだろう?
  メディアに取り上げられている時は、さわやか顔でいい顔していても、はたして裏ではどのような実態か。昨年の飲酒騒ぎがあった時にも「ボランティアします」と反省をメディアにアピール。反省する時は、誰にもしれず黙々とやるものであろう。結局、ただの目立ちたがり屋なんだよ。

(2) モデルバーン付近の芝生で北大生が野球をしている。市民の憩いの場でもあるし、近くの幼稚園児も通るところなので危険極まりない。北大生は頭がいいだけ。まったくどういう指導をしているのか。

(3) 北大生のゴミ分別意識の低さには驚く。ゴミステーションはゴミ置き場ではない、学生も社会の一員なのだから、大学としても啓発に努めてもらいたい。

(4) 高齢の母親が北大構内を自転車で運転中、北大生が運転する自転車に接触され、転倒して顔や足を打撲する怪我を負った。学生は一時立ち止まり「大丈夫ですか」と声をかけたものの、母親が立ち上がるのを見て、「急ぐから」と立ち去ってしまった。母親は、やっとの思いで病院に行った。学生に対し、自転車の通行のマナーを徹底してほしい。

【番外編】 父母の声

  サークルに所属している息子(未成年)が、コンパで早飲み競争などをやって飲酒を強要させられたり、罰ゲームなどと称して大量のごはんを食べさせられたりしていると聞いた。サークルを辞めさせればいいことかもしれないが、サークルに入る権利さえ奪われるのは納得いかない。このような馬鹿げた行為を止めさせてほしい。サークル名を明らかにすると、息子が余計にいじめられると思うので教えたくない。

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