voice


  「高等教育機能開発総合センター」には、E棟1階の学務部事務室前とE棟2階・3階に投書箱「学生の声」を設置し、併せて「記入用紙」も備えています。
  みなさんが疑問に思う事や改善して欲しい事など、この投書箱に寄せられた意見・要望は、回答(対応)を添えて、同センターE棟1階の「学生の声(回答)専用掲示板」に掲示しています。
  以下、前回(第128号)以降に掲示した「学生の声」を紹介します。
  なお、掲載にあたっては、個人を特定できる内容を除いたり、誤りのある表記等を修正している場合があります。誌面の都合上、建設的なご意見を優先しています。

【掲示日:平成20年7月9日】無記名の学生からの投書

Q  シラバスの内容を英語で書くことに疑問を感じます。授業内容を説明するべきシラバスを普段なじみのない英語で書かれることは、本末転倒のような気がします。
  外国人講師の方も、日本で授業を行っている以上、シラバスは日本語で記入すべきではないでしょうか。
(「英語」科目責任者からの回答)

A  この問題は、シラバスの読みやすさやその他の事情を考慮した実用的な観点と、教育的な配慮や学習の機会という観点のどちらから考えるかによって答えが異なります。
  英語でシラバスを書いている日本人の担当者に意図を問い合わせてみましたが、教育的な理由から英語でシラバスを書いているということでした。また選択制の科目とそうでない科目のシラバスで日本語と英語を使い分けるという配慮をしていると答えた担当者もいました。
  英語科目の場合には、授業で習得した英語を教室の外で使うことは、自ら求めない限りほとんどないという事情があります。しかし、英語に熟達するためには意識的な努力をかなり長い期間根気よく続けなければなりません。ある程度実用的なレベルの英語力を獲得した後でも、それを維持するためには使い続けることが必要です。
  英語学習を取り巻くこのような事情を考えると、様々な状況で使われる英語表現をできるだけ多く経験し、それを一つでも多く習得してゆくことが必要です。英語の表現や用法を一つ覚えたら、どんなにわずかであってもその分だけ確実に英語力が向上したと言えるような側面が英語学習にはあります。
  この観点から考えると、シラバスを英語で書くことによって学習者に英語を使う機会をできるだけ多く提供するというのは一つの考え方として理解できるものです。特に、シラバスは理解しやすいように平易で簡潔な英語で書かれていますので、学習者にとって英語を使う良い機会になるはずです。
  しかし、だからといって、英語の授業なのだから、教育的な配慮のためにシラバスはすべて英語で書くべきであると主張するとしたら、それは実用性の観点から見て偏りのある考え方であると思います。
  反対に、ここは日本であり、英語は日常生活では馴染みがない言語なのだから、英語を母語とする外国人教員が担当する英語科目であっても、科目の内容を説明するシラバスはすべて日本語で書くべきであると主張するのもまた偏った考え方であろうと思います。外国人教員にも尋ねてみましたが、英語のシラバスを読むことが学習の機会と捉えられていないことに驚いている様子でした。
  このような事情を考慮に入れると、授業担当者の考え方や事情に応じてシラバスを英語で書く場合と日本語で書く場合とがあることを許容するという姿勢が、現在のところ、この問題に対するもっとも現実的で公平な考え方ではないかと思います。

▲ページトップへ

【掲示日:平成20年7月9日工学部2年の学生からの投書

Q 
6月12日の出来事です。12時10ころ、北食の前で左派学生がアジ演説をしていました。横には拡声器でお知らせしている学祭の実行委員の方々がいました。左派学生はスピーカーを用いていたので、実行委員の方々の声がまったく聞こえませんでした。
  これは問題ではないのですか?大学として、どちらも「平等」なのでしょうか?これでは実行委員がかわいそうです。それと、アジ演説がうるさいです。迷惑です。
農学部からの回答)
A
 今回ご指摘の件に関しましては、過去にも同様の投書があり、本学部学生委員長が事情聴取を行い、「日頃より、なるべく迷惑を掛けないよう配慮しているが、もし学生に迷惑を掛けたのならば、今後とも周囲に配慮し勉学等に支障のないよう心がけたい。」との申し出があり、その旨回答していた経緯を踏まえ、農学部学生自治会に対し、農学部としては再度、学生自治会の活動は、学生の自主的活動の一環としてとらえているので、その自主性に任せるが、他の学生等に無理強い、又は迷惑を掛けることにより苦情が頻繁に出るようにあれば、大学としても何らかの対応を取らざるを得ない旨伝えました。


【掲示日:平成20年7月18日】 文学部2年の学生からの投書

Q 先日、農学部自治会が中心となって行っているデモを札幌駅近くで見ました。
  大きく「北大」と書かれた旗を掲げてデモを行う様子は市民の北大に対するイメージを悪化させるものだと思います。
  政治活動をするのは自由ですが、そこに「北大」や「農学部」の名を使うのはやめて欲しい。
  北大のごく一部の人達の思想を、北大や農学部全体の思想と勘違いされるのは非常に不愉快です。
  度重なる投書があるにもかかわらず、いつも同じ回答の農学部にも疑問を抱きます。
  政治活動をするなと言っている訳ではないのです。ただ、北大・農学部の名を盾にするのをやめてほしいのです。
農学部からの回答)
A
 今回ご指摘の件に関しましては、農学部学生自治会に対し、農学部としては、学生自治会の活動は、学生の自主的活動の一環としてとらえているので、その自主性に任せるが、学外において大学や農学部の看板を掲げる以上、一般の方や他の学生等に迷惑を掛ける様な行為は厳に慎むよう申し入れを行いました。

▲ページトップへ

【掲示日:平成20年7月22日】薬学部1年の学生からの投書

Q  昨今、大学の法人化に伴い、学生に対する規律の強化には目覚ましいものがあります。それはそれで、仕方がない面もありますが、職員に対してはどうでしょう。
  私の取っている授業の中で、何人かの先生は必ず遅刻してきます。一度二度ならず、全ての授業を遅刻されるとこっちとしても良い気分がしません。法人として授業を提供するというのは、極端な話、授業料の見返り・サービスであって、パターナリズム的に与えられるものではないはずです。
  しかも遅刻してきた先生の中で特に一人は酷いです。学生の体調も知らず、トイレに行きたいと発言した学生に高圧的に叱ったり、お茶を飲んだ学生に怒鳴ったりと自らの遅刻は棚に上げ権威を振りかざしている人がいます。このように思っているのは私だけでなく、クラスの大半が思っていることです。このような教員に対する指導はどうなさっているのか明確な回答を頂きたいです。
PS 改善が見られなかった場合は名指しで投書させていただきます。
(高等教育開発研究部からの回答)

A  今回、ご指摘がありました「授業担当教員の対応により、不快な気持ちにさせられた。」ことについては、深くお詫び申し上げます。
  本学の教員に対するFD研修については、高等教育機能開発総合センター高等教育開発研究部が中心となり、年に2回(6月・11月)、全学FD(教員研修会)を一泊二日の合宿形式で実施しております。
  近年の研修内容は、主に「魅力ある授業」を目指した授業設計(シラバスの作成)についてですが、併せて、大学教員の職務についての講義もおこない、そのなかで授業における教員の態度・習慣について、「授業を時間どおりに開始すること」「学生に敬意を持って接すること」「威嚇や脅迫を動機付けと混同しないこと」などの指導をおこなっています。(FDの内容については「北海道大学FDマニュアル」(高等教育開発研究部ホームページhttp://socyo.high.hokudai.ac.jp/→教員支援→をご参照ください。)
  このFD研修は、原則として大学教員になって5年未満の新任教員を対象としており、1回に40名程度しか参加を受け付けられませんので、大学の全教員がFD研修を受けているわけではありませんが、新任教員は出来るだけ全員がFD研修を受けるよう、各学部等と連携して周知しています。また近年は、各学部・研究科等でも独自のFDを実施しています。
 ご指摘のような事例があった場合は、事実関係を確認し、事実であればFD研修に参加させるなどして意識改革を図り、大学として適切な指導を行いたいので、今後は、当該科目の教員名の名前を明記していただきますようお願いします。(なお、回答の際には、個人名を伏せさせいただきます。)
  ご理解のほど、よろしくお願いいたします。


【掲示日:平成20年7月23日】無記名の学生からの投書

Q 御苦労様です。高等教育機能開発総合センターの喫煙室が何故、スペースもあるのに廃止されたのですか。
(学務部学生支援課からの回答)

A  「学生の声」で、高等教育機能開発総合センターに設置している喫煙場所(6箇所)から、タバコの煙や臭い(衣服に付着したもの)が漏れているため、対応して欲しいという要望を以前からいただいておりました。
  受動喫煙による健康被害が問題化され、公共施設の敷地内での禁煙がすすめられている昨今、同センターにおいても完全分煙化に近づけるため、喫煙スペースの見直しを図ることとしました。
  このため、同センターE棟1階エントランスホールの喫煙コーナーについては、学生が多く集まる場所であり、また、非常口の導線を確保する観点から、E棟3階北側の喫煙コーナーについては、利用者の比較的少ないことから、それぞれ撤去いたしました。
  残りの4箇所の喫煙コーナー(E棟1階北側、E棟2階南側・北側、E棟3階南側)については、導線を確保するために場所を移設したり、吸排気の向上を図るためドアにガラリ(吸気スリット)を取り付け、換気効果の強い換気扇に取り替えました。
  喫煙コーナーが減ることに伴い、喫煙される方々には、多少の不便をおかけしますが、ご理解ください。

▲ページトップへ

【掲示日:平成20年7月25日】理学部2年からの投書

Q  教養の駐輪場に停めてある自転車が自分の停めた場所とは違う所に移動されています。あれでは帰る時に自転車を探すのに苦労します。ましてや、急いでいる時に、このような事があったのでは、たまったものではありません。
  警務員が自転車を移動させるのは安全の確保ということも理解できないわけではありません。しかし、学生の数に対して駐輪場の数が明らかに少ない気がします。安全の確保という面から見ても、駐輪場の増設を行うべきではないでしょうか。又、自転車をなるべく移動させない方針をとるべきだと思います。
(学務部学生支援課からの回答)

A 高等教育機能開発総合センターの駐輪場において、駐輪場整理担当者が自転車の移動を行う場合は、以下の場合が考えられます。
・駐輪禁止箇所(車椅子利用者の専用駐車場周辺、歩行者優先通路、屋外消火栓を設置している周辺等)に駐車している場合
・駐輪場所で他の自転車の間に割り込んで停め、通路にはみ出し、歩行者及び自転車の通行の妨げになっている場合
・突風等で転倒した多くの自転車を並べ直す時に、最終的に残った自転車を並べるスペースがなく、移動させる必要が生じた場合


  なお、駐輪場等の整理整頓にあったては教職員及び学生皆様の駐輪マナーに拠るところも大きいので、今後とも重ねてご協力の程よろしくお願いいたします。
  駐輪場の増設については、設置場所等の検討をしていきたいと思います。
  本年3月に放置自転車を撤去し、200台を処分しました。そのうち防犯登録されているものが140台、未登録のものが60台ありました。
  このような自転車が、学内の駐輪の妨げの要因になっていることから、今年度も放置自転車の撤去、処分を行うこととしています。


【掲示日:平成20年7月29日】水産学部の学生からの投書

Q 情報学Tの「音のデジタル表現」という課題ですが、これには大変困っております。課題を終わらせられるほどの時間は授業中にとってもらえませんでしたので、家か学校のPC室でやらねばなりません。ですが使用アプリケーションの関係で、家でやる事はほぼ不可能、学校でやる事になりますが、イヤフォンを使用すると耳に悪影響を与える可能性がある為使用不可と言われました。音が出る作業を学校のPCでイヤフォン無しでやって、周りから白い眼で見られる事を強要する課題とはいかがなものでしょうか?
(「情報学」科目責任者からの回答)

A 「音のデジタル表現」では、音量の調整を間違えて耳等に悪影響を与えることを避けるため、イヤフォンを使わないように、テキストで、あらかじめ強めの注意を促しています。ただし、実習時に音量についての注意をきちんと受け、実際に操作された後の自習時には、絶対的禁止をしているわけではありません。(もちろん、その際にも、小さな音量から気をつけて出していくといった十分な注意が必要であることには変わりありません。)
  また、各実習室での貼り紙では、「他の利用者の迷惑にならないように注意してください」と記載しており、イヤフォンを絶対的に禁止しているわけでもありません。
  音のデジタル表現は、教科書104ページに書かれている通り、情報学の授業として必須の項目と考えています。また、教科書では、字面で伝えることしかできませんが、実際の実習では、数値列が音として表現されることを実際に確認していただくことができ、その経験が大切と考えています。
  従って、情報学の授業課題として、他の利用者の迷惑にならないように注意しながら、音の課題を行うことは差し支えありません。(もちろん、共通の実習室ですので、他の利用者の迷惑とならないような配慮は必要です。)
  ところで、授業時間外の質問対応で、E209サーバ室にお越しいただいたことはありますか。
 このようなご質問は、回答が伝わるまでに時間がかかるものです。情報学の授業の場合、課題提出の期限がありますので、E209サーバ室の質問対応時間にお越しいただければ、上記のコメントのような、種々のアドバイスができますのでお勧めします。積極的に利用ください。

▲ページトップへ

【掲示日:平成20年7月29日無記名の学生からの投書

Q 農学部の政治団体を何とかして下さい。
 私は図書館北分館で自習していましたが、彼らの演説がうるさくて集中できませんでした。政治活動を行うのは構いませんが、TPOをわきまえてほしい。
農学部からの回答)
A
 今回ご指摘の件に関し農学部では、農学部学生自治会に対し、図書館北分館では自習等をしている学生さんも多数いるので、それらの学生さんになるべく迷惑を掛けないよう配慮の上で活動するよう申し入れを行いました。


【掲示日:平成20年7月29日】 農学部1年の学生からの投書

Q 農学部1年生ですが、今年の農学部自治会の入会はかなり強制的なものでした。
  まず、「農学部は集会に全員参加」するよう言われた後、クラス毎に別々の部屋に振り分けられました。その部屋の前で自治会費を集め、お金を払った人から中に入る仕組みでした。その前の全体の集会から「自治会加入はあたりまえ」のような雰囲気で、お金を払ってしまいました。この前、学生の声で、「自治会加入は任意」みたいな回答を見ましたが、決してそんなことはありません。別に活動等にまきこまれているわけではないのですが、入学したての右も左もわからない学生を半強制的に加入させるシステムはやめて欲しいです。
農学部からの回答)
A 今回ご指摘の件に関しましては、農学部学生自治会に対し農学部としては、学生自治会は任意団体であり、その活動は、学生の自主的活動の一環としてとらえているので、その自主性に任せるが、他の学生等に無理強い、又は迷惑を掛けることにより苦情が頻繁に出るようであるば、大学としてもこれまで配慮していた各種便宜供与の見直し等何らかの対応を取らざるを得ない旨伝えました。
  なお、大学は、個々の学生の自主性・自立性を尊重するという立場から、自主的な活動に対する規制は極力避けたい。投書された学生は、大学に解決を求めるだけでなく、「学生自治会」と直接、意見交換等で自ら解決に当たることも自らを鍛える点で有効であると考えます。

▲ページトップへ

【掲示日:平成20年7月29日】無記名の学生からの投書

Q 最近、構内に進入してくるバイクが増えているように思います。図書館にいるとよくエンジン音が聞こえてきてうるさいです。また、先日よそ見をしながらメンインストリートを走っていたバイクにあやうくひかれそうになりました。
  このまま放置すれば益々数が増えてきて、そのうち本当に事故が起こると思います。なにか対策を考えていただきたいです。(投書者の対策案は省略します。)
施設部施設保全課からの回答)
A 本学は構内交通規制により、許可車両(公認団体「ライダーズクラブ」の課外活動のため許可されたバイク)以外については、バイクの構内の乗り入れを禁止しています。
  当然、各出入り口においては、ガードマンが入構の規制・監視をしておりますが、北18条ロータリー部が無人であるため、ここからのバイクの進入が予想されます。
  そこで、今後の対策として、以下の要領で入構規制の強化を図り徹底したいと思います。
1.入構口の規制強化
 @北18条ロータリー部(中央道路歩道)にバイク進入禁止の規制コーンを増設した。(5個→7個)
2.巡廻・監視パトロールの強化
 @パトロール中のガードマンが、構内で走行するバイクを発見した場合は、直ちに停止させ、注意をして退去させる。
 Aパトロール中のガードマンが、構内に駐車しているバイクを発見した場合は、違反シールを貼り、記録する。
 Bガードマンの報告に基づき、施設部から該当部局に、連絡し駐車の取り締まりを依頼する。


【掲示日:平成20年8月6日】無記名の学生からの投書

Q こんにちは、お忙しいところ恐れ入ります。私は学部3年時に在籍している学生ですが、W棟の正面入口で学生がいつも喫煙しており、毎日のように煙害を受けています。非喫煙者に影響を及ぼさない隔離した喫煙所を設けるか禁煙にしてもらえませんか。2002年に施行された健康増進法は下記のように記していますが、実施されていません。
  第二節 受動喫煙の防止
  第二十五条 学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、事務所、官公庁施設、飲食店その他の多数の者が利用する施設を管理する者は、これらを利用する者について、受動喫煙(他人のたばこの煙を吸わされることをいう。)を防止するために必要な措置を講ずるように努めなければならない。
  また食堂など構内でタバコを売っていますが、必要性が見あたりません。まるで大学が喫煙者の増加に荷担しているかのようです。撤去して頂きたく思います。
(W棟管理部局からの回答(W棟正面玄関付近での喫煙))
A W棟正面玄関付近の喫煙問題に関しては、昨年4月にも同様の投書が高等教育機能開発総合センターの投書箱にありました。その投書の内容は「決められた喫煙場所があるのに、人の出入りが激しいW棟玄関付近でタバコを吸うのは大変迷惑であるうえに危険だ」というものでした。
  これに対し「正面玄関に向かって20mほど右側に喫煙スペースを設けており、本来であればそこで喫煙すべきであるが、そこまで行くのが面倒なのか正面玄関付近で喫煙する者が多いというのが実情です。ただ、正面玄関にはこの場所での喫煙を禁止する旨の表示もなされていないので、そうした表示をするようにする」との回答をしています。
  しかしながら、現在、W棟玄関にはこの場所での喫煙を禁止する旨の表示はしているものの、正面玄関付近に灰皿を移動するなどして、喫煙する者が後を絶たないという状況が続いておりますが、その対応については、現在検討中です。
  今後、正面玄関付近において、分煙や受動喫煙の防止についても掲示するなど、禁煙マナーの向上に努めていきたいと思います。


(学務部学生支援課からの回答(構内のタバコ販売等))
A 大学構内におけるタバコ販売状況については、北大生協に確認したところ、毎年減少傾向にあります。具体的には、昨年11月にクラーク会館内におけるタバコ自動販売機を撤去しております。
  また、本学安全衛生委員会において、全学一元的な喫煙の対応を検討しております。

▲ページトップへ

【掲示日:平成20年8月8日】教育部1年の学生からの投書

Q 英語Tに関して、なぜクラス間で扱う内容が異なるのでしょうか。私と友人とでは、英語Tにかける予習時間が大きく異なります。しかも、クラス分けは事前に行われていて、学生側に選択の余地がない。これは学生間での不公平感が否めません。そもそもクラスを分ける基準も分からない上に、必修だから何も実態が分からずに受講している状態です。
  つまるところ、英語Tの教材を統一しない理由を教えていただきたい。
(「英語」科目責任者からの回答)
A 平成18年度から開講されている英語Tには、統一教材(教材案例集)が用意されています。WEB上でも公開されていますのでオンラインで利用することができます。(URL: http://ecall.imc.hokudai.ac.jp/heo/frontier/index.html )英語Tの担当者は、この統一教材を使用するかあるいは、この教材に沿った形で市販のテキストを使用するか、この2つを組み合わせるかなどの方法で、「英語で話し、英語で書くという発信型能力の基礎固め」を目的とした授業を行っています。そこで、どの方法を取るかによって細かい授業内容やテキストに担当者によって違いが生じる可能性があります。また、発信型能力のうち、発音、パラグラフ構造、レトリック、オーラル・インタープリテーション、プレゼンテーションのどの側面に特に焦点を当てた授業を行うかによっても授業内容や方法が異なります。統一教材があり、英語の発信型能力の基礎固めという目的が同じでも細かい授業内容やテキストや方法に違いがあるのはこのためです。
  クラス分けについては、1年次1学期に開講される授業であるということもあり、学部の基礎クラスの名簿に基づいて機械的に決められています。
  予習のために必要な時間にクラス間で差があるということですが、現在、北大では、「単位の実質化」の取り組みを進めており、1単位の授業科目が標準として必要とする学修の時間については、週1コマ1回1.5時間の授業に対して、教室外での予習・復習の時間として1.5時間を想定しています。英語Tもこの想定に基づいて行われています。しかし、授業で使用するテキスト、課題の内容、授業内での作業と課題のバランス、進む速度などさまざまな要因によって予習の量が異なること(あるいはそういう印象が生じること)はありえます。
  予習の量は、授業で設定した学習の目標を効率よく達成するために、授業デザインにもとづいて決めていると思いますが、受講者の能力や個性によっても課題の量やその内容の難易度の印象が異なることもあると思います。また、投書の文面からは、学習意欲があるのに課題が少なくて学習効率の点で不満を感じているのか、課題の量にクラス間で差があることに学習意欲や学習効率とは直接関係がない理由で不公平感を感じているのかが判然としませんでした。
  そこで、標準的な学修時間という観点から、今後、英語Tの担当者には、授業内容および教室外で課している課題の量について、上記の点を踏まえて、課題の量が少なすぎたり、多すぎたりしないように確認と配慮をお願いします。


(全学教育委員会小委員長からの回答)
A 「必修クラス指定」の科目(理系・文系基礎科目、外国語科目等)については、授業内容の標準化の検討を進め、理系基礎科目においては共通教科書が使用されるようになりました。その他の科目についても、さらに検討を進めていきます。
  また、予習に必要な時間については、来年度からシラバスに新項目「準備学習(予習・復習)等の内容と分量」を加えることになりました。英語に限らず、すべての科目について、今後は授業ごとの予習・復習等の内容と分量が明確にされ、標準化が図られるものと考えております。


【掲示日:平成20年9月3日】 無記名の学生からの投書

Q いつもお疲れ様です。
  日頃大変お世話になっているので申し上げにくいのですが、教養の窓口の方々、清掃員の方々の仕事内容の雑さ、態度がひどいです。
  窓口とか○○課とつく人の連絡の遅さやたまに大事な連絡もなかったり、また同じ課の人の中で連携がとれていないことがあり、迷惑を被っています。
  また、清掃員の方も残っている生徒を邪魔そうにし、態度がとてもひどく気分を害されることもしばしばです。
  窓口の方の対応、言葉遣い、愛想のなさ、大学の顔としていかがなものかと思います。学生のためにも改善をお願いします。
学務部学生支援課からの回答)
A 職員の窓口対応については、日頃から丁寧な対応を心がけるように指導しているところですが、このたびの投書によりますと、職員の連絡の遅さ、連絡漏れ、職員間の連携不足により、迷惑を被ったと記載されております。
  ぜひ具体的な内容をお知らせいただければ、今後の窓口対応の改善に役立てたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
  高等教育機能開発総合センターの教室を清掃する時間帯については、午後6時から午後9時30分までとなっています。学生の皆さんには、教室の使用を許可された団体の学生を除き、清掃員がスムーズに清掃業務に従事できるように、授業終了後、速やかに教室から退出されますようご協力をお願いいたします。

▲ページトップへ

【掲示日:平成20年9月3日】無記名の学生からの投書

Q ある教官の担当するドイツ語Tのクラスでは、教官によるパワーハラスメントが日常的に行われています。例えば、以下のようなことがありました。教官が一人の学生に授業に関する質問をします。その学生は、スムーズに答えることができません。すると、その教官は突然大声をあげて怒鳴り始めたのです。それは、5〜10分間続きました。「ちょっと記憶力が悪すぎる」だとか、「頭の回転が鈍すぎる」だとか、その学生を侮辱する言葉を多く使いつつ、その教官は最後に「やる気がないなら出て行ってもらう、来なくていい」と言います。この教官は日常的にこう言いますが、この発言には注目しなければなりません。なぜなら、さしたる理由もなしに、その教官は、学生のドイツ語Tの単位を取得する権利を奪おうとしているといるからです。
  このように、その教官のクラスでは、教官が恣意的に一人の学生をクラス全員の前でさらし者にするということが、日常的に行われているのです。教室の中で、その教官と異なる思考をすることは許されません。私たちは、北海道大学でこのような授業が行われているということが残念でなりません。失望さえ抱きます。北海道大学には、徹底した事実確認と教官への指導が求められます。


【掲示日:平成20年9月3日法学部1年の学生からの投書

Q ドイツ語Tの●●教官の暴挙には、その被害を同じ教室に座って傍目から見ているだけで、耐え難いものを感じます。
  同教官は、おそらく、気に入らない学生を自分のクラスから排除しようとしているのでしょう。
  実際、一人の学生がある時を境にこのクラスに出席しなくなりました。
  後期は、担当の教官を換えて下さいますよう、切にお願い申し上げます。
「ドイツ語」科目責任者からの回答)
A
 上掲の投書(とくに1通目)は、具体的な状況記述をした上で、ある教員が学生の学ぶ権利を奪おうとしていると指摘し、事実の確認を求めていますので、過日、科目を担当する専任教員全員が集合し、事実確認のための調査と対応の検討を行いました。
 まず、1通目の投書には教員の個人名が記されていませんでしたが、聞き取り調査によって2通とも同一の教員にかかわることを確認し、さらに投書の記述する具体的状況の特定等についても調査を行いました。次に、投書のメッセージ全般についても検討を行いました。
 その結果ですが、教員の側に学生の学ぶ権利を奪う意図があった、あるいは特定の学生を排除しようとした、などということは一切認められませんでした。また、当該教員のことばの厳しさが教育上の方略であることも明らかでした。
 とはいえ2通の投書からは、教員の教育上の本意が学生側に的確に伝わっていなかった可能性や、学習者とのコミュニケーションに修正改善の余地のあることも窺えました。会議ではそうした点が確認されるとともに、当該教員自身からも、意に反して不快な印象を与えてしまったことへの遺憾の念と、以後改善に努めたい旨の意思の表明がありましたので、併せてお伝えします。


【掲示日:平成20年9月3日】 無記名の学生からの投書

Q 藤女子大学英語ミュージカルというサークルの人達が集団で教養に来て、演劇やダンスをしたり騒いだり通行の邪魔をしてくるので、学校に連絡して、やめさせて欲しい。前は医学部で問題を起こして、教養に来ているので再発がないよう厳しく注意して下さい。
学務部学生支援課からの回答)
A 「藤女子大学英語ミュージカル」は、藤女子大学の公認団体で、北海道大学、武蔵女子短期大学等、複数の近隣大学の学生も参加して、演劇活動をしているサークルです。
  藤女子大学学生課の担当者にお願いして、同サークル代表者に事情聴取を依頼したところ、ご指摘のあった事実はないとの回答がありました。
  また、医学部医学科教務及び医学部保健学科教務の担当者にも問い合わせましたが、過去に問題となった事実を確認することができませんでした。学生支援課の対応としては、校舎内におけるダンス等の騒音を発生させる行為について、他大学の学生はもちろん、本学の学生に対しても、他人の迷惑とならにように注意・指導していきます。

▲ページトップへ



メインメニュー