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北大生が学業に専念、課外活動で活躍するためには健康であることが第一です。
学生の健康支援を担っている保健管理センターは、健康診断、健康相談、さらに風邪や怪我などへの応急処置も行い、学生の身体と心の健康をサポートしている所です。
昨今、麻疹(はしか)やインフルエンザの流行、そして、大麻等の薬物乱用の問題が起きているため、本学のホームページ上に「緊急連絡」として注意を呼びかけています。
特に、大麻の問題に関しては、昨年頃から、売買や吸引で大学生が逮捕、起訴される事件が相次いでおり、薬物乱用の低年齢化が報道されています。薬物犯罪の約6割を29歳以下が占めているとのことです。幸い北大生の中には逮捕・起訴された者はいませんが、道内の大学生も逮捕されています。
北大生のみなさんは、大麻等の禁止薬物の危険性や違法性を十分に認識のうえ、関わりをもつことのないようくれぐれも注意してください。 |
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1月14日(水)、保健管理センター内科の小林隆彦先生の授業、全学教育科目「健康と社会」の一コマを聴講することとなり、200名弱の受講生でびっしりの教室に潜入した。今回の内容は「救急蘇生」。男80歳、女86歳と世界で一、二を争う日本人の平均寿命であるが、心臓停止による突然死は平均68歳ぐらいで起きるとのこと、また、若年者であっても、「肥大型心筋症」による突然死が起こりうるらしい。
年間約3万人が病院外で心停止状態に陥る中で、現在の救命率は5%程度。その救命率を格段に向上できると期待されているのが平成16年から一般使用が認められているAED(自動体外式除細動器)の存在だ。
もし、クラスの仲間が突然倒れてしまったら、キミはどうする?
一分一秒でも迅速な対応が生死を分ける救急救命の世界。その時、初期対応を求められるあなたに必要なものは、命を尊ぶ心、そして少しの体力と勇気だ。
そうした一人ひとりの思いと最新機器で救命率を向上させようと、講義後は、人工呼吸、心臓マッサージとAEDの使い方を実習した。
小林先生の講義は、パワーポイントの資料に「AEDが…、キター!」と数人の芸能人を登場させるなど、終始笑いの中で進められた。少なくともその予定だったが、途中、学生が分からない古手の俳優を登場させてしまい、反応がイマイチだったという落ちがついたが、楽しい雰囲気の中で、命の大切さを共有できた素晴らしいひとときであった。
なお、高機能センター設置のAEDは、正面入り口から入って右側に設置している。万一の際はぜひご協力を。(K) |
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