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6月の新緑萌ゆる季節。北海道に夏の訪れを告げる風の変化とともに、今年も北大祭が開催されました。日程は6月4日(木)〜7日(日)の4日間。天気は快晴とはいかなかったものの、企画が中止されるほどの大雨も降らず、曇り空の下の第51回北大祭となりました。 今年の北大祭は去年の祭りに加えて工学祭と文系長屋祭の2つの祭りが参加し、10の祭りと相成りました。当日には祭りをまとめる全学事務局の企画で、来場者と各学部祭をつなげる「スタンプラリー」や「相棒」といった企画が人気を博しました。各学部祭の研究公開では普段、大学ではどのようなことが研究されているかをわかりやすく解説してくれます。 体育館前のステージでは名実ともにすぐれたバンドの発表が行われました。道内で活動するインディーズバンド、そしてなんと、今年はメジャーデビューした道外のバンドも続々参加。ステージの発表は今までにない熱気を帯び、終了後のサイン会では有名バンドとふれあえる貴重な機会に全員が感動に飲み込まれました。 今年は地域の人に楽しんでもらう企画を中心に親子連れやお年寄り、学生など、様々な層の方に興味を持ってもらい、次の北大祭にも来てみたいと思っていただけるような工夫を各所に盛り込みました。また、大きな目玉の一つであった、「ミスキャンパスin北大2009」は第1回目の企画ということで不安もあったのですが、事務局員の努力と関係各所の皆さんの協力の下、大盛況で幕を閉じることができました。これからは、北大祭の企画に参加できたことがこれからの人生を変えるきっかけになるようになればなと思います。 今年は第51回ということで、一つの節目を越えた次の年でした。第50回を無事に終わらせ、今年の第51回北大祭で見せたかったのは、今年のテーマ“漸進〜半世紀を越えてその先に〜”にあるように半世紀を越えた、新しい北大祭の飛躍です。新しい飛躍のために、例年の企画のバージョンアップに加え、新企画も多数参入。新しい祭りも盛り上がり、とても恵まれた第51回になったと思います。第51回の飛躍を引き継ぎ、以降の北大祭の発展へ続くことを願っています。また、北大祭が北海道大学の伝統行事になるだけでなく、北海道の祭りと言えば北大祭と言われるように今後の努力を続けていければと思います。 最後になりましたが、第51回北大祭を開催するにあたり、大学や学生、OB・OG皆さまには多数の支援をいただけて本当に感謝しています。こうやって北大祭が第51回を無事に終わることが出来たのも皆さんの支援があってこそだと実感しています。特に第50回北大祭関係者の皆さんの助力には頭が上がりません。この場を借りてお礼申し上げます。 |
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