新しい地域交流のかたち |
2009年8月30日開催 北海道マラソンを振り返る |
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8月30日の日曜日、中央道路には「歓迎・北海道マラソン」の横断幕も見あたらず、北大構内の朝は、いたっていつもどおりに静かに始まった。10時、高等教育機能開発総合センターに学生が一人またひとりと集まる。長さ525cmの教壇を学生8人と一緒にエイコラと外に運び出し、手製のステージ作りが始まった…。 |
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![]() 12時10分、中島公園のスタート地点で号砲が鳴る。おおよそ2時間後から約8千人ものランナーが北大構内を駆け抜ける。いよいよ2009北海道マラソンのスタートだ。 思えば、お笑い芸人の「スタッフー」という名台詞を使って参加団体を募るまでは調子がよかった。しかし、「ちょっとイメージわかないすネ」、「別の行事があるので…」と反応もいまひとつ。夏休みの時期は、合宿が入ったり、夏の地方公演があったり、学生もいろいろと事情があることがわかった。帰省している人もいる。自由なようで組織だった活動を突然に入れることは難しいようだ。そんな中、6団体から賛同を得た。ポスターを見たという職員や院生からも給水ボランティアの希望をいただいた。少しずつかたちになり、ようやく本番を迎えることができた。 応援で構内に来られた方のために応援マップを作成した。クラーク像の前を陸上部員に走ってもらい「青年よ、未来に向かって走れ!」と言わんばかりの「Boys be」のフレーズを使って表紙を飾ろうとしたが、老若男女が走る大会のパンフとして相応しくないとの指摘を受け却下、「新しい地域交流のかたち」に置き換えた。当日配ったパンフはおおよそ2000部、配布要員の不足で隅々まで行き渡らなかったが、構内にはおそらくその2~3倍の方々が応援に駆けつけたようだ。
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