 |
医歯学総合研究棟1階ラウンジ(床の模様は,エンレイソウのモチーフ) |
医歯学総合研究棟は,メディカルゾーンで隣接し,教育研究の内容や手法が類似する医学研究科と歯学研究科の先端的な大学院教育・研究及び学部教育を総合的に推進する共同使用の場として,並びに学内共同利用施設,流動的研究用施設として活用するためのメディカルゾーン再開発の第一歩として,医学研究科と歯学研究科の間に建設が進められてきました。建物は,平成14年10月に着工し,鉄筋造地上9階,地下1階建で建設面積1,660平方メートル,床面積13,144平方メートルが平成16年2月27日に完成しました。
また,医学研究科南研究棟は,昭和43年に建設されたものであり,経年による施設全体の老巧化と大学院重点化に伴う狭隘(きようあい)化に対応するため,また,最新の教育・研究への非効率性,安全性の低下などに対処するため施設整備が計画されたもので,平成15年7月に着工し,平成16年1月に完成しました。
医学研究科と歯学研究科では,医歯学総合研究棟の完成を記念して,3月5日(金)午後4時から総長始め多数の関係者の御列席を頂き,医歯学総合研究棟の建物の竣工披露内覧会を実施しました。
さらに同日午後5時から,医学研究科第一会議室において医歯学総合研究棟新営・医学研究科南研究棟改修工事竣工祝賀会を開催しました。祝賀会は,関係者約100名の参加のもと医歯学総合研究棟管理運営委員会委員長の医学研究科本間教授の司会により進められ,西医学研究科長の主催者あいさつ,中村総長のごあいさつ,山口施設部長の施設概要説明の後,戸塚歯学研究科長の祝杯の発声により祝宴となりました。会場は,関係者の新施設に対する期待と決意に満ちた活気のある懇親の場となり,吉木医学研究科評議員の乾杯で,盛会裏に終了しました。
新築された医歯学総合研究棟は,多くの学生が医学・歯学の研究者,医療従事者として立派に成長していくための研鑽の場となることを期待し,また,医学,歯学の教育・研究及び医療のさらなる発展に寄与するための活動の拠点として最大限の活用を図る所存であります。
(医学研究科・歯学研究科)
|