高等教育機能開発総合センターでは,平成10年度から毎年全学教育を担当するTAに対して,心構えや役割の理解を深めることを目的として,高等教育開発研究部が中心となり研修会を実施しております。
全学教育の授業が始まる直前の方がより研修効果が上がるとの判断から,4月6日(火)に文学研究科,工学研究科,言語文化部等の教官及び実際にTAとして授業補助を担当している大学院生の協力を得て,センター講義室及び周辺の演習室を利用して,大学教育の基礎を理解するとともに,教育現場における必須の事項について,講演及びグループ討論などの実践的な方法による研修会を開催しました。
◇午前の部では総長のあいさつに続いて,
講演「北海道大学の全学教育」
高等教育機能開発総合センター長
佐 伯 浩 他
ミニ講義「大学教育の基礎について」
高等教育開発研究部教授 西 森 敏 之
講演「Teaching Assistant」
文学研究科助教授 瀬名波 栄 潤
パネル討論「TAの可能性〜現状と理想」
◇午後の部
グループ学習,一般教育演習,講義,論文指導,情報処理,実験,語学及び専門科目の7グループに分かれての討論・発表
TA研修会の必要性が年々理解されつつあり,今年度は,約300名の参加者に対し,センターの大講堂を使用して実施しました。参加者は,終始熱心に講演等を視聴しました。午後のグループ討論では,全学教育科目を6つの科目区分に分けるとともに,今回は専門科目のグループも設けて,討論・発表を行い,TAの役割についての理解を深めました。
なお,平成13年度から,このTA研修会に参加した者については,次年度以降の研修を免除することにしており,今回,最後まで参加した約200名について免除することになります。
研修会の詳細については,4月発行のセンターニュースに掲載します。 |
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総長のあいさつ |
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グループ討論に向けての説明風景 |
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グループ討論風景 |
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