文学研究科では,6月5日(土)に,大学院進学説明会を開催しました。本研究科の教育・研究の内容を進学希望者に具体的に説明し,本研究科に対する関心を高めるため,今年度はじめて開催されたものです。
2000年4月の大学院重点化以来,大幅に拡大して充実した研究組織となった文学研究科は,従来のような研究者養成はもとより,高度専門職業人養成や社会人の再教育も積極的に行うことをめざしています。しかし,人文系大学院については,主に研究者養成を行ってきた従来のイメージが,まだ社会的に根強く残っているのが実情です。そこで研究科の現在について,広く知らせていく必要が生じてきました。
第1回大学院進学説明会は,北大・他大学を問わず大学院進学の意志を持つ大学生,社会人,外国人留学生などを対象として,6月5日(土)午後1時から,人文社会科学総合教育棟W201号室で開かれました。約120名の参加者に対して,まず研究科長(新田教授)のあいさつがあり,続いて教務委員長(栗生澤教授)から研究科のシステムやカリキュラムの説明,広報委員長(南部教授)から奨学金や長期履修制度についての説明が行われました。
後半は,19の専修から教員が一人ずつ出席して,個別の相談を受けました。どの専修のテーブルでも熱心に質問する参加者の姿が見受けられ,終了予定の時間が来てもなかなか対応が終わらない状況でした。当日行ったアンケートでも,個別相談が好評でした。
はじめての大学院進学説明会でしたが,本研究科への関心を高めるのには有意義な試みとなりました。 |
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熱心に説明を聞く参加者たち |
後半は各専修で具体的な質疑 |
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(文学研究科) |
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