全学ニュース

平成16年度医学教育等関係業務功労者表彰
本学から2氏が受賞

 本年度の医学教育等関係業務功労者として,本学から北海道大学病院主任診療放射線技師鎌田修氏,北海道大学病院専任看護助手三国谷祐子氏の2氏が表彰され,平成16年11月22日(月)ホテルフロラシオン青山において,表彰式が行われました。
 この表彰は,文部科学省が毎年,医学又は歯学に関する教育・研究若しくは患者診療等の補助的業務に従事し,顕著な功労のあった方々に対して行うものです。
 2氏の表彰に当たっての感想を紹介します。
(総務部総務課)
○鎌 田  修(かまだおさむ) 氏○鎌 田  修(かまだおさむ) 氏
(北海道大学病院主任診療放射線技師)
 この度は,医学教育等関係業務功労者として,文部科学大臣表彰を賜り大変光栄におもっております。表彰にあたりご尽力くださいました,関係各位の皆様に心より感謝申しあげます。
 私は昭和41年に医学部附属病院放射線部に勤務し,以来38年間の長きにわたり,そのほとんどの期間をエックス線撮影業務に携わってまいりました。この間,エックス線撮影機器のめざましい発展と周辺機器の出現に戸惑いながら,いかに診断に寄与する画像を提供するか,日々がんばってきたつもりです。
 思い返せば,透視,現像は暗室から開放され明室で可能となり,フイルムによる診断がCRT診断に変わり,画像はアナログからデジタルに変わり,画像保管方法もフイルム保管からデジタル画像データーのサーバー保管に変わり,画像を必要なとき必要とする場所へ瞬時に伝送し,観察できるようになりました。このような環境の変化の中で診療放射線業務に携わることができ,何時も新鮮な感覚でいられたことを幸せにおもいます。
 最後に,これまでご指導いただいた,諸先輩,諸先生,同僚の皆様,お世話になりました多くの方々に心からお礼を申し上げます。

(北海道大学病院)


○三国谷 祐子(みくにやゆうこ) 氏○三国谷 祐子(みくにやゆうこ) 氏
(北海道大学病院専任看護助手)

 「三国谷祐子さん!」と呼ばれ「ハイ!」と弾(はじ)かれた様に返事をし,起立をしました。過去,フルネームで呼ばれたのはいつだっただろうか・・・。いずれにしても,近年これ程の緊張と厳粛な面持ちで自分の名を聞いたことはありません。ここ東京港区,ホテルフロラシオン青山,芙蓉(ふよう)の間で行われた,功労者表彰式の会場です。
 何で,私がここに!と,信じられない思いでした。看護部長さんからお話しをいただいた時も,しばしボーっとしていましたね。
 看護部の大きな組織の中で資格を持たない,小皿の様な(浅く薄く,小さくて割れやすい)私が,43年もの間,忙しくも楽しく,精一杯働いてこられたのは,寛大な師長さん,やさしく接して下さったスタッフの方々,何でも話し合える気心の知れた仲間のお陰です。
 今は小児科で忙しい毎日の中,迷惑をかけず(すでに迷惑をかけてはいるのですが)無事に定年を迎えたいとひたすら思っていたのですが,よもや功労賞をいただけるとは・・・そして祝辞の中で「皆さんが長い間働いてこられたのは,協力し支えてくれたご家族のお陰でもあります。」と言われました。今更ながら大いに感ずるところがあり,涙が溢(あふ)れてしまいました。
 昭和37年に就職した頃の病院の内・外の様子から,現在までの移り変わりが走馬燈(そうまとう)の様に思い出されます。その中を走り抜けてきて,気が付くと足腰,股関節(こかんせつ)がボロボロになっていて,残された人生にちと不安を感じますが,この時代にあって北大病院で定年まで働かせて頂けた事,本当に幸せでした。
 受賞により退職日より一足早く43年間を振り返る事が出来,お陰様での気持ちをより強く感じ,感謝の思いを深く致しました。
 表彰に際し御尽力下さった看護部長さんを始め,関係者の皆様に深くお礼申し上げます。有り難うございました。

(北海道大学病院)


前のページへ 目次へ 次のページへ