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理学研究院で基礎科学S-cubic「赤い糸会(大阪)」開催

 基礎科学S-cubicは,主要4プログラムのひとつである「赤い糸会」の第2回を12月4日(月)に大阪・千里(千里阪急ホテル)で開催しました。
 「赤い糸会」は,若手研究者と企業担当者の出会いの場を提供するプログラムで,参加企業のショートトークのあとに,研究者のポスターセッションが行われます。この場において,企業情報と研究者のPR情報を互いに交差させ,直接交流することで研究者は企業における活躍の場を見いだすことが出来ます。この交流を通して,興味ある企業や人材が見つかれば,更に,企業訪問などに発展させることも可能になっています。また,研究者の参加に関しては,基礎科学S-cubicより旅費の補助を行い,たくさんの研究者の方々に積極的に参加していただけるように考えられています。
 今回の赤い糸会には,研究者28名(博士課程学生15名,博士研究員13名)と企業15社(26名)が参加し,直接交流を行いました。
 参加研究者の終了後アンケートより
普段,企業の方と接する機会が少ないので,このような場に多くの企業に参加していただいて非常にうれしく思う。
このような形式が,まだ就職に迷っている私たちにとって非常にふさわしい形式だと思うので,企業との交流の時間を更に長く取って欲しい。
以前に比べて,博士採用に関する企業側の考え方が変わってきていることが,企業の生の声として聞くことが出来非常に良かった。
 前回の東京開催よりも,規模がやや縮小されていたため,研究者と企業がより近づいて交流することができ,内容の濃いものとなりました。また,次回も「是非開催して欲しい」,「是非参加したい」との声も多数寄せられており,「赤い糸会」の開催が,研究者,企業,双方にとって大変有意義なものであることを再認識させられました。次回は,地元札幌開催(2月28日(水))となりますので,より多くの研究者に参加していただき,活発に企業との交流が行われると期待されます。
概要説明を聞く参加者 ポスターセッション
概要説明を聞く参加者 ポスターセッション
企業ショートトークを聞く参加者 企業との個別面談
企業ショートトークを聞く参加者 企業との個別面談
(理学院・理学研究院・理学部)

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