第1回未来創薬・医療イノベーション「諮問委員会」
第2回未来創薬・医療イノベーション「シンポジウム」を開催 |
平成18年度文部科学省の科学技術振興調整費「先端融合領域イノベーション創出拠点形成」に採択された「未来創薬・医療イノベーション拠点形成」の「第1回諮問委員会」及び「第2回シンポジウム」が3月9日(金)午前10時から学術交流会館第1会議室を会場に開催されました。
本プログラムは,次世代を担う研究者・技術者を育成する機能を備えたシステムを実現することを通じ,産学が協働して先端融合領域における研究開発を推進することを目的としており,事業初年度の「諮問委員会」では,イノベーション拠点形成事業の全体を諮問委員に理解してもらうことを主目的に進められ,医学研究科及び先端生命科学研究院並びに協働企業の株式会社日立製作所及び塩野義製薬株式会社の事業推進担当者からの事業内容の説明とこれに対する諮問委員からの質疑が行われました。
午後2時から開催された「シンポジウム」は,学内教員や協働企業の研究者等130名が参加して開催され,中村睦男総長の挨拶に始まり,放射線医学総合研究所理事長の米倉義晴先生及び大阪大学微生物病研究所教授の谷口直之先生から招待講演が,福井大学教授・分子イメージング学会会長の藤林康久先生からパネル討論に先だって基調講演が行われ,活発な意見交換で,盛会のうちに終了しました。
シンポジウムのプログラムは以下のとおりです。
第2回未来創薬・医療イノベーションシンポジウム −分子イメージングを活かす−
日時:平成19年3月9日(金)14:00〜18:00
場所:学術交流会館 第一会議室
開会あいさつ |
総長 中 村 睦 男 |
招待講演 I |
司会 |
大学院先端生命科学研究院 |
教授 田 村 守 |
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「先端医療と放射線技術」 |
放射線医学総合研究所 理事長 米 倉 義 晴 |
パネル討論 |
−分子イメージングを利用した未来創薬と先端医療− |
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司会 |
大学院医学研究科 |
教授 玉 木 長 良 |
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大学院先端生命科学研究院 |
教授 西 村 紳一郎 |
基調講演 |
「分子イメージング研究の現状」 |
福井大学教授・分子イメージング学会会長 藤 林 康 久 |
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・創薬への応用 |
塩野義新薬研究所 薬物動態研究部門 部門長
馬 場 隆 彦 |
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・創薬研究をサポートする発光プローブのポテンシャル |
大学院医学研究科 教授 近江谷 克 裕 |
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・RIプローブからのアプローチ |
京都大学大学院薬学研究科 助教授 久 下 裕 司 |
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・放射線計測技術の進歩とシステム開発 |
日立製作所 電力・電機開発研究所チーフプロジェクトリーダー 雨 宮 健 介 |
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・先端医療に求められる技術 |
大学院医学研究科 教授 白 土 博 樹 |
招待講演 II |
司会 |
大学院医学研究科長 |
本 間 研 一 |
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「糖鎖生物学からみた生命科学への期待」 |
大阪大学微生物病研究所 教授 谷 口 直 之 |
閉会あいさつ |
大学院先端生命科学研究院長 五十嵐 靖 之 |
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「諮問委員会」で事業内容説明を行う本間医学研究科長 |
「シンポジウム」で挨拶する中村総長 |
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(医学研究科・先端生命科学研究院) |
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