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「北海道大学工学系イノベーションブリッジ2007」を開催

 工学研究科及び情報科学研究科では,9月21日(金)に東京ステーションコンファレンス(サピアタワー5F)において「北海道大学工学系イノベーションブリッジ2007」を開催しました。これは,独立行政法人科学技術振興機構(JST)の「産学共同シーズイノベーション化事業」のプログラムを利用して,北大工学系(工学研究科,情報科学研究科)の有するイノベーション創出の可能性を秘めたシーズ研究等を紹介し,産学連携事業に発展することを期待した研究交流の場を提供するもので,本学初の試みです。
 当日は,フォーラム(研究発表)とブース展示が行われ,学外から155名,学内から47名の計202名の参加がありました。
 フォーラムは,三上工学研究科長及び小柴情報科学研究科長の挨拶に始まり,独立行政法人科学技術振興機構技術開発部 中原 準 氏により「産学共同シーズイノベーション化事業」の説明が行われました。その後,工学研究科及び情報科学研究科の全21専攻の研究者による最先端の研究発表が行われました。
 ブース展示会場では,研究成果のパネルに見入る参加者や研究者に熱心に質問する参加者の姿が多数見られました。
 フォーラム終了後,引き続き開かれた交流会では,リラックスした雰囲気の中で,参加者の間で活発に意見交換が行われ,盛会のうちに終了しました。
 今回の試みでは,産学連携によるイノベーション創出の可能性に対する産業界からの関心の高さが伺われ,大学の研究を直接PRする必要性を感じました。この日の出会いをきっかけに,共同研究やイノベーション創出に発展することを期待しています。
研究発表の様子 パネル展示会場の様子
研究発表の様子 パネル展示会場の様子
(工学研究科・情報科学研究科・工学部)

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