文部科学省の土屋定之審議官(高等教育担当)は,10月11日(木)に北海道大学病院の現状を視察されました。土屋審議官は,浅香病院長から病院の概要ならびに担うべき機能の確保,教職員の待遇改善等及び収支の改善状況などのほか,医師確保問題や研究論文数の減少傾向など,北大病院が抱える現状と課題について説明を受けました。
土屋審議官は引き続き放射線部門を視察され,動体追跡照射装置による治療方法やサイクロトロンによるPET製剤の作成方法について説明を受けました。さらに,セルプロセッシングルーム(高度先進医療センター)では,細胞処理による治療の実践と再生医療について説明を受けました。
土屋審議官は医工連携や高度先進医療の実施状況など多岐に亘って質問されるなど,熱心な視察が行われました。 |
 |
 |
浅香病院長と懇談する土屋審議官(左) |
動体追跡照射装置の説明を受ける土屋審議官(右) |
|
(北海道大学病院) |
|