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触媒化学研究センターが中華人民協和国厦門大学固体表面物理化学国家重点実験室と友好学術交流協定を締結

 触媒化学研究センターは,10月9日(火)に中華人民共和国もい大学固体表面物理化学国家重点実験室と友好学術交流協定を締結しました。
 厦門大学は,固体物理化学研究において長い歴史をもち,またZhao-Wu Tian教授らによる目覚しい研究がなされ,日本の多くの触媒研究者と過去長い親交がありました。現在この研究基盤をもとに,1990年,中国科学院はこれを固体表面物理化学国家重点実験室に発展させ,固気,固液界面の科学を推進し,触媒化学,電気化学,構造量子化学の中心学問として展開するとともに,より広い分野とのインタラクティブ研究を遂行することとしました。この厦門大学固体表面物理化学国家重点実験室は,強く基礎科学に傾注ししているところが特徴で,これまで多くの顕著な成果を論文発表しており,中国・国家自然科学基金委員会から連続A評価を受け,今後10年の成長的研究が見込まれています。現在6人の中国科学院のメンバーを含む34名の教授を中心に研究グループが構成され,多くの研究スタッフやPh.Dなどの学生,ポスドクなどにより研究活動が進められています。
 この厦門大学固体表面物理化学国家重点実験室は,固体表面物理化学の学問が触媒,電気化学,材料化学,ナノ科学の分野を有機的に連携し,発展させる基盤基礎研究対象であると捉え,精力的な研究が進められています。
 また,厦門大学固体表面物理化学国家重点実験室が,世界的な触媒・表面科学の研究の拠点である本学触媒化学研究センターと連携することは,これまで以上に固体表面物理化学の深い理解と新たな科学を生み出すきっかけとなると考えられ,同時に触媒化学研究センターが進めている世界的触媒研究ネットワーク形成事業に協力し,さらなる人的交流,学生派遣,研究会開催などの活動を進めることに高い意義を見出すに至りました。ここに,中国の基礎科学研究を先導する厦門大学固体表面物理化学国家重点実験室と部局間協定を締結したことを報告します。
 厦門は,大変風光明媚なところです。のびのびとした環境で基礎科学をじっくり議論し,研究する姿勢は研究成果のみならず,人材育成にとって大変恵まれています。今後この締結をきっかけにより多くの人的交流がなされ,基礎をしっかり理解する人材が生まれ,人類の持続的発展に資する新しい芽が生まれることが期待されます。
協定書 協定書にサインする上田センター長(左)
協定書 協定書にサインする上田センター長(左)
(触媒化学研究センター)

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