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基礎科学S-cubic 「赤い糸会(東京)」開催

 基礎科学S-cubicは,主要4プログラムのひとつである「赤い糸会」の第5回を10月29日(月)〜30日(火)の2日間にわたり開催しました。
 「赤い糸会」は,若手研究者と企業担当者の出会いの場を提供するプログラムで,参加企業のショートトークのあとに,研究者のポスターセッションが行われます。この場において,企業情報と研究者のPR情報を互いに交差させ,直接交流することで研究者は企業における活躍の場を見出すことができます。この交流を通して,興味ある企業や人材が見つかれば,その場で面接し企業訪問などに発展させることも可能になっています。
 また,研究者の参加に関しては,基礎科学S-cubicより旅費の補助を行い,たくさんの研究者の方々に積極的に参加していただけるように考えられています。
 今回の赤い糸会は2日間の構成となっており,1日目は企業ショートトーク,研究者ポスターセッションを行い(会場:ホテルパシフイック東京),2日目は本年度初の試みとして,企業研究所見学(希望者のみ参加)を行いました。
 1日目は,研究者36名(博士課程学生27名,博士研究員9名)と企業12社(26名)が参加し,直接交流を行いました。2日目は,研究者22名が4社の企業研究所見学に参加しました。

参加研究者の終了後アンケートより
(企業ショートトーク,ポスターセッションについて)

 ・企業側のニーズ,採用実績,そして具体的な博士の働き方についてある程度聞けたので,よかった。
 ・日頃,会社の人と話すことがないので,良い機会になった。

(研究所見学について)

 ・実際に「見る」ということは,HPで調べるのとはやはり異なり,「その場所で働く」ということについて実感できる貴重な体験だった。

このように,講演会,ポスターセッション,企業研究所見学を通し,企業との交流が深まり,有意義な時間が過ごせたようです。
企業ショートトークを聞く参加者 企業との個別の面談
企業ショートトークを聞く参加者 企業との個別の面談
研究者ポスターセッション 企業研究所見学会にて
研究者ポスターセッション 企業研究所見学会にて
(理学院・理学研究院・理学部)

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