総合博物館土曜市民セミナー「堀健夫の『滞欧日記』を読む〜朝永や中谷との交流もまじえて〜」が開催される |
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セミナーの様子 |
総合博物館では10月13日(土)土曜市民セミナー「堀健夫の『滞欧日記』を読む〜朝永や中谷との交流もまじえて〜」を開催しました。講師は,本学大学院理学研究院の杉山滋郎教授です。
中谷宇吉郎とほぼ同時期に本学理学部に着任し,戦後は低温科学研究所長も務めた堀健夫は,1926年からヨーロッパに留学し,アメリカを回って帰国しました。その2年あまりの間,日記を克明に記し続けました。そこには,義弟・朝永振一郎の動静も記されています。セミナーでは,堀の残したその『滞欧日記』を読み解きながら,日本の,そして北海道大学における科学研究の発展を紹介しました。セミナーに参加した約70名の市民は熱心に受講していました。
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(総合博物館) |
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