北の息吹  (7)

タカネトウウチソウ (Sanguisorba canadensis ssp. latifolia

2006.8.27 大雪山北梅沢
 国内に自生するワレモコウ属は,赤色系や白い花を咲かせる10種ほどが知られているが,花序が直立する本種が最も端正なたたずまいを見せる。花序は穂状で長さ10cmにも達し,盛夏の大雪山の草原に群生する様は,遠くからも目立って好ましい風景を演出する。しかし,本種には花弁がなく,白く見えるのは先がふくらんだ雄しべだという。道内の低地帯には,本種より大型で白い穂状の花序が垂れ下がる,ナガホノシロワレモコウが数多く自生する。
理事・副学長 岡田 尚武

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