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平成19年度外国人留学生歓迎・送別懇談会を開催

 平成19年4月以降に入学した留学生の歓迎と本年3月に勉学や研究を終えて帰国する留学生の祝賀を兼ねた総長主催の懇談会が,2月15日(金)に京王プラザホテル札幌において開催されました。
 当日は,留学生を始め,在札幌外国公館,留学生支援団体の方々のほか,各部局長,指導教員,留学生関係委員会委員の先生など,約300名の出席がありました。
 懇談会は,佐伯総長の挨拶に始まり,その後,来賓を代表して在札幌中華人民共和国総領事館 胡 勝才総領事からご挨拶をいただきました。
 ついで,入学生を代表して,インドから来たアビジート・ラワンカルさん(留学生センター日本語・日本文化研修コース)から,最初はインドで習った日本語が通じるかどうか不安であったけれど,留学生センターの先生をはじめ,周りの人々は皆親切で助けられていること,各国の留学生との交流は多文化・多言語を知る貴重な経験で有意義であること,そして,冬の北海道の寒さにやっと慣れてきたことなどが述べられ,最後は大好きな小林一茶の句「かたつむり そろそろのぼれ ふじのやま」を読んで締めくくりました。
 また,帰国留学生を代表して,パプアニューギニアのウィリアム ニムレ モルさん(大学院医学研究科博士課程)からは,札幌に来た初日に寒くて帰りたくなったことや日本の文化や言語にとまどい,納豆や刺身にショックを受けながらも,教授や先輩方に助けられて乗り越えられたこと,そして,帰国後は留学で学んだ経験を生かしリーダーシップを取ることができるようさらに努力していきたいとのスピーチがありました。
 代表者のスピーチの後,脇田副学長の乾杯の音頭で懇談に入り,留学生と指導教員をはじめ大学関係者や留学生支援団体の方々との懇談の輪が広がり,楽しい交流の一時を過ごしました。
 最後に,留学生センター長でもある本堂副学長の励ましの言葉と乾杯で懇談会は盛況のうちに終了しました。
入学生を代表してスピーチするアビジート・ラワンカルさん 帰国留学生を代表してスピーチするバルジンニャム マイツェツェゲさん
入学生を代表してスピーチする
アビジート・ラワンカルさん
帰帰国留学生を代表してスピーチする
ウィリアム ニムレ モルさんん
懇談する参加者
懇談する参加者
(学術国際部国際企画課留学生交流室)

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