部局ニュース

総合博物館企画展示「ウズベキスタンの現代
建築と世界遺産」開催

 今回開催された「ウズベキスタンの現代建築と世界遺産」は,香川大学,駐日ウズベキスタン大使館,ウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金,北大スラブ研究センターの共催により,1月22日(火)から2月24日(日)まで総合博物館で開催したものです。この展示で使われたウズベキスタンの現代建築と世界遺産の写真は,香川大学が中心となって全国に巡回されていたものです。それを中核にし,スラブ研究センターと総合博物館によって展示内容をアレンジしました。
 ウズベキスタンは,中央アジアの中核を占め,シルクロードの中心都市として有名なサマルカンド,聖なる古都ブハラ,神秘の都ヒヴァ,ティムールの故郷シャフリサブズなど,世界遺産の多い国として知られています。一方ではソ連邦から独立して15周年を迎え,新しい国づくりの面で更なる飛躍が期待されているところです。特に現代建築の分野では,東西文明の交差点から生まれた歴史的・文化的な文脈を大切に生かした実例も多く,今日の日本建築における「無機的で,ハイテク調」の流行に一石を投ずるものです。この展示は,ウズベキスタンの新しい国づくりの姿やウズベキスタンにおける建築文化の一端を紹介するもので,両国の国際交流の発展に寄与することを望むものでもあります。また,北海道大学スラブ研究センターが行っているこの地域の研究を紹介しながら,ウズベキスタンの重要性を展示しました。
 展示内容は,ウズベキスタンの生活の紹介,現代建築と世界遺産,スラブ研究センターの紹介の,大きく三つで構成されていました。生活のコーナーでは,スラブ研究センターの菊田悠研究員や宇山智彦教授が所有している洋服や刺繍布など,神奈川県在住の所澤貞雄氏から陶器やコーラン台などを借用し展示しました。現代建築と世界遺産のコーナーは北大工学部の池上重康助教の協力により完成されました。スラブ研究センターの紹介のコーナーでは,スラブ研究センターの歴史や現在行っている研究をパネルにして展示しセンターの紹介をしました。
 また,2月16日(土)にはスラブ研究センターの菊田悠研究員と宇山智彦教授により「陶器からみたウズベキスタン」という講演が行われ,陶器がいかにウズベキスタン文化と密接に繋がっているのかを紹介してもらいました。
 展示されたウズベキスタンの工芸品の一部には鮮やかなコバルトブルーを使ったものがあり,また建築の写真は青空と建物に使われている青が非常に美しく,来館された方々を魅了しました。この展示によって,ウズベキスタンに興味を持った方がたくさんいたようです。
展示の様子 展示の様子

展示の様子

(総合博物館)

前のページへ 目次へ 次のページへ