平成20年度の入学式が,4月8日(火)に札幌コンベンションセンターにおいて行われました。
式は,来賓の中華人民共和国駐札幌総領事館教育担当領事,役員及び部局長の列席の下,北大交響楽団による「エルムの鐘」の演奏により開始され,佐伯総長から新入生に対し告辞が述べられました。
総長は告辞の中で,新入生に対し自学自習の習慣を身に付けること及び想像力豊かな挑戦者になることをよびかけました。これから人間として,社会人として必要なこと,あるいは国際的な場で活躍するために必要なことの基本を,入学後履修することになる全学教育で学び,学部在学中も自ら学び続ける必要があるとし,学んだ内容について,自らが考え,それに対する自らの意見や考えを持つこと,また幅広い知識と教養に裏打ちされた健全な批判力と本質を見る目を養い,自らの行動についても確固たる信念に基づいたものであってほしいと述べられました。また,想像力を高める第一歩は,学部教育課程における基本的知識の習得と論理的思考とそれに基づく分析能力の向上にあり,学部教育をしっかりと身に付け,想像力溢れた人材に成長し,未来に向かって挑戦する意欲を持って,世界のために貢献してほしいと激励の言葉を述べられました。
続いて,留学生23名を含む2,643名の入学者を代表して,教育学部 小坂恭平さんによる入学者宣誓が行われました。
その後,来賓の中華人民共和国駐札幌総領事館教育担当領事の紹介,本学役員の紹介,部局長の紹介と続き,北大交響楽団による「都ぞ弥生」の演奏で式は終了しました。
入学式終了後には,本学卒業生でNHK札幌放送局の森田美由紀様から「本学卒業生からのメッセージ」と題しご講演いただき,脇田副学長から「北大生活を送るにあたっての心構え」についてガイダンス,北大応援団による「永遠の幸」の合唱,北大合唱団による「都ぞ弥生」及び「虹」の合唱が行われ,すべての行事が終了しました。
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