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経済学部で第5回ディベート大会を開催

 経済学部では6月28日(土),人文・社会科学総合教育研究棟W102,201,202教室にて「第5回ディベート大会」を開催しました。本大会は昨年開催された「第4回ディベート大会」よりも拡張され,4チーム多い合計12チームによるトーナメント戦の討議が行われました。今回は,テーマを「北海道を生き生きとさせるには!?〜道知事への提言〜」と一新し,独創的な政策立案が各チームから提言されました。
 ディベートでは,最初に各チームが10分のプレゼンテーションを行い,その後20分にわたって,互いに質疑応答し論戦を展開しました。いずれのチームも,知力をつくし「北海道庁はいかにして北海道の未来を創造していくべきか」について様々な提言案を示し,甲乙つけがたい接戦となりました。また,ユニークなプレゼンテーションを行うなど高度なディベート術を披露し,オーディエンスを大いに沸かせました。質疑応答では鋭い質問が飛び交い,熱い戦いに教員・院生による審判団の審議にも熱が入りました。
 今大会では,「優勝」チームと「準優勝」チームを決定した他に,「第3位チーム」の決定戦を行いました。優勝チームは工学・農学研究科から参加のチームで,理系の風を吹かせてくれました。
 なお,当日は判定係を教員やボランティアの学生に務めてもらい,また司会をディベート参加者たちにお願いしました。また,事務職員,教員及び学生などのさまざまなオーディエンスにも恵まれて,討議も評価も緊張感のある熱気につつまれました。
 白熱した雰囲気の中でこのようなテーマの討議をすることは,学生にとって社会を担うための知性を育んでいく良い機会となりました。今後も様々な学部・研究科に参加をアプローチし,より多くの学生がディベートを楽しめるよう大会を企画・運営していければと考えています。
ディベートの様子 表彰される優勝チームの代表者
ディベートの様子 表彰される優勝チームの代表者
(経済学研究科・経済学部)

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