編集メモ

  先日,新聞社の方から取材があり「全国的にも有名なポプラ並木ですが,いつ頃からこのように知られるようになったのでしょうか」とのご質問を受けました。昭和34年9月の台風で10本近くのポプラが倒れた時に,札幌桑園小学校5年生の生徒さんから北海道知事あてに「私たちのポプラがかわいそうです。植え直してください」という手紙が送られたことをきっかけに,新たに30本のポプラが植樹されたというエピソードが残っていますので,その頃にはかなり広く知られていたようです。さらに昭和13年発行の北大の写真集にもポプラ並木の写真が2枚収められており,学内ではかなり昔から北大を代表する風景として親しまれていたと思われますが,残念ながら時間不足で詳しく調べることができませんでした。ご存じの方がいらっしゃいましたら,ぜひ広報課へご一報ください。
  全学ニュースでもご紹介しているとおり,ポプラ並木などでテレビ朝日のスペシャルドラマ「警官の血」の撮影が行われました。撮影立ち会いのため,普段は立ち入り禁止区域となっている並木の最奥部まで久しぶりに入りましたが,平成16年9月の台風で倒れ,翌10月に立て直された2本のポプラも青々と多くの葉をつけており,あらためてポプラの生命力に驚かされました。ドラマの放送は来年ですが,テレビ画面でこのポプラ並木などがどのように映っているのか今から楽しみです。皆さんもぜひご覧になって,北大で撮影されたシーンを探してみてください。


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