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マサチューセッツ大学アマースト校との交流事業開催

 北方生物圏フィールド科学センターは,平成20年度大学間協定校交流事業として,マサチューセッツ大学(UMass)アマースト校から農場関係3名の教員を招聘して交流を行いました。
 11月5日(水)には,理学部5号館大講堂で「バイオマスとその利活用」に関する交流セミナーを開催しました。UMass教員からは,持続的な飼料生産技術,エネルギー作物としてのスイッチグラス評価,侵入植物,雪腐病などの話題が提供され,北大教員からは農場におけるバイオガスや農作物残渣からのエネルギー化の取組みおよびエネルギー作物としてのススキの研究などが紹介されました。セミナーの前後には植物園や生物生産研究農場を視察し,フィールドでの研究交流も行いました。
 これに先立ち10月18日(土)から23日(木)には,生物生産研究農場の荒木農場長,山田教授がUMass側に招待され,当地でセミナーなどの交流を行いました。バイオマス生産は気象的な要因に左右されることが多いですが,マサチューセッツと北海道は共に寒冷な地域に位置しており,これまでの両大学の歴史的経緯を踏まえて,バイオマス教育研究のパートナーとして,交流を継続させたいと考えています。

交流セミナーでの話題提供者 マサチューセッツ大学アマースト校 自然資源環境学部 Steve Goodwin学部長と記念撮影
交流セミナーでの話題提供者 マサチューセッツ大学アマースト校 自然資源環境学部 Steve Goodwin 学部長と記念撮影
(北方生物圏フィールド科学センター)

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