留学生交流室がスウェーデンにおける留学フェアに参加 |
留学生交流室では,11月20日(木),21日(金)にスウェーデン・ストックホルムで開催されたSACO留学フェアに参加しました。このフェアは,スウェーデンの大学が同国の高校生に大学の説明を行う目的で毎年開催され,特に留学を希望する学生達のために海外の大学及び教育機関を招き,それぞれの大学や研究上の特色などに関する最新情報を提供するものです。
今回のフェアは,本学として初めての参加となり,日本学術振興会ストックホルム研究連絡センターと共同でブースを出展し,同会の事業に関する情報及び本学の留学情報を提供しました。ブースを訪れた学生は,当初の予想を上回る約350名にのぼり,日本語・日本文化に対する関心の高さをうかがわせました。
スウェーデンでは,高校レベルで日本語教育を実施する学校が増えていること,また,マンガやアニメ等のポップ・カルチャーの流入で,特に若者の間で日本に対する人気が高まっています。今回日本から出展したブースは2つでしたが,大学・大学院及び研究者の情報を提供する本学等のブースと書道・武道等の日本文化を紹介する日本語学校ブースのどちらにも学生が集まり,なかには流暢な日本語で質問する姿も見受けられました。
同国からの留学生は,国から留学に対する奨学金を支給されるケースが多いため,経済的な支援に配慮する必要はあまりないと考えられますが,日本語学習歴のない学生に対しては,英語で受講できる授業を充実させるなど,留学環境の整備を行うことが重要であると感じました。 |
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賑わう北大及び学振ブース |
フェアの様子 |
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(学術国際部国際企画課留学生交流室) |
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