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留学生交流室及び工学研究科(北大フロンティアプログラム)が日本留学フェア(インド及びベトナム)に参加

 留学生交流室及び工学研究科(北大フロンティアプログラム)は,「平成20年度日本留学フェア(インド及びベトナム)」に参加しました。この留学フェアは,日本留学を志すそれぞれの国の学生の日本への留学促進を図る目的で開催されました。具体的には,日本の高等教育機関等が,大学や研究上の特色などに関する最新情報を学生に提供することにより,留学希望に合った大学等を選択し,実りある留学を達成できるようサポートするものです。それぞれのフェアの概要は下記のとおりです。

(インド留学フェア)
 インドの留学フェアは,ニューデリー(10月30日(木))及びプネー(11月1日(土))で開催され,両会場には,本学(初参加)をはじめ,東京工業大学,神戸大学,九州大学,京都大学工学研究科,慶應義塾大学,早稲田大学,立命館アジア太平洋大学(APU)など10数もの大学・教育機関が参加しました。
 本学ブースには,両会場併せて約250人の参加者(高校生・大学生等)が訪れ,ブースを訪れた学生一人一人に対しスタッフが丁寧に対応したことにより,訪れた学生達は,更に本学への関心を高めたようです。また,本年より,工学研究科の教員が参加し,「北大フロンティアプログラム(アジア人財資金構想)」の紹介を行ったと共に工学研究科・工学部に関する情報提供を行い,大学院の専攻等,更に具体的な質問に対応しました。
 インドは人口10億人以上の大国であり,人口構成を見ても若年層が継続的に伸び続けることが予想され,留学生市場としては有望な国の一つであるといえます。インドからの留学希望者は言語の問題もあり欧米志向が強いため,英語で学位取得ができるプログラムを増加させるなど留学環境の整備を行うことが重要であると認識しました。

(ベトナム留学フェア)
 ベトナムの留学フェアは,ハノイ(11月15日(土))及びホーチミン(11月16日(日))で開催され,両会場には,本学をはじめ,東京大学,筑波大学,横浜国立大学,大阪大学,慶應義塾大学,早稲田大学,立命館アジア太平洋大学(APU)など多数の大学・教育機関が参加しました。
 本学ブースには,両会場併せて約200人の参加者(高校生・大学生・日本語学校生やその保護者等)が訪れ,ブースを訪れた学生一人一人に対し,スタッフが丁寧に対応したことにより,訪れた学生達は,更に本学への関心を高めたようです。また,本年より,工学研究科の教員及び入試課職員が参加し,それぞれの専門知識を活用して,学生達の対応にあたりました。
 ベトナムでは,近年,日本への留学熱が高まっており,日本語を学習する学生の数も年々増加しています。それと共に,現地で試験を実施する,奨学金を支給するなど経済的な負担の軽減を図ること及び日本語を学習する機会のない学生に対し,英語で受講できる授業を充実させるなど,留学環境の整備を行うことが重要であると認識を新たにしました。
プネー 学生対応の様子 デリー 他大学ブースの様子
プネー 学生対応の様子 デリー 他大学ブースの様子
ハノイ会場・本学ブースの様子 ホーチミン会場・学生で溢れる場内
ハノイ会場・本学ブースの様子 ホーチミン会場・学生で溢れる場内
(学術国際部国際企画課留学生交流室)

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