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総合博物館資料部研究員活動報告会が開催される

 2月19日(木),総合博物館「知の交流」コーナーにて,「2008年度 北海道大学総合博物館資料部研究員活動報告会」が開催されました。
 総合博物館には現在61名の資料部研究員がおり,収蔵学術資料の研究を主とし,それに係る資料管理,教育を行っております。通常の博物館業務(展示・教育・収蔵・研究)のなかでも資料をあつかう研究部門は,展示や教育普及事業と違って,来館者や博物館外部の人々の目に触れることがありません。しかし,大学博物館の根幹をなす重要な部門(役割)であることから,今回,資料部研究員による研究成果報告会を一般公開として行いました。
 朝の9時から夕方の5時まで24件の発表がなされ,関係者や博物館ボランティアなど約50名が参加し,お互いの研究成果について活発な議論がなされました。
 発表者,内容は以下の通りです。

01 高倉純「石器作りの体験型学習」
02 小笠原正明「縄文時代に東日本に広く流通したアスファルトの産地同定」
03 小野裕子「総合博物館所蔵 オホーツク文化関係資料を用いた研究活動から」
04 増田隆一「オホーツク文化人骨の古代DNA研究と動物骨標本を利用した学生教育」
05 池上重康「北海道大学総合博物館旧第二農場所蔵農具コレクション〈鍬〉について」
06 高井宗宏「札幌農学校第2農場(通称モデルバーン)での活動」
07 小野修司「工学部鉱石標本移管の経緯と現状」
08 ゴータム・ピタンバル「On the use of magnetic susceptibility for characterization of rocks (Himalaya)and soils (Hokkaido)」
09 小泉格「研究活動報告」
10 在田一則「衝突造山帯(ヒマラヤ)の研究をめぐって」
11 小亀一弘「北大総合博物館収蔵の海藻類標本の維持・管理」
12 堀口健雄「原生生物の標本」
13 増田道夫「紅藻類の新種カサナリトサカMeristotheca imbricata Faye et Masuda の記載」
14 大原雅「林床植物の生活史研究を基礎とした低地林保護のための環境教育プログラムの開発」
15 小林孝人「北海道大学総合博物館菌類標本庫の標本管理」
16 仲谷一宏「メガマウス(ネズミザメ目,メガマウスザメ科)の摂食生態」
17 末永義圓「ブタ頭蓋の副鼻腔について」
18 大泰司紀之・太子夕佳「哺乳類に関する動物地理学的研究」
19 高久元「トゲダニ類の分類や分布に関する最近の研究」
20 小林憲生「アジア産マダラテントウの分子系統 / 北大所蔵昆虫標本の整理」
21 稲荷尚記「甲虫を中心とした昆虫標本の管理業務」
22 戸田正憲「属階級群以上の分類体系を改訂する際のタイプ種の重要性:ショウジョウバエ科(Drosophilidae)の場合」
23 舘卓司「北大博物館に収蔵されている双翅目標本の整理およびそれらを用いた研究活動」
24 伊藤誠夫「活動報告」

挨拶に立つ戸田資料部長  
挨拶に立つ戸田資料部長  
宮部金吾の菌類標本について報告する小林孝人研究員 メガマウスの標本について報告する仲谷一宏研究員
宮部金吾の菌類標本について報告する小林孝人研究員 メガマウスの標本について報告する仲谷一宏研究員
(総合博物館)

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