スポーツトレーニングセンターの体育館内に敷設されている全天候走路(周回距離81.5m)の改修工事が完成し,去る4月6日(月)に使用可能となりました。
全天候走路は1968(昭和43)年のメキシコシティ・オリンピックで「タータン」の名称で初めて使われ,以来,多くの競技の記録が向上しました。当センターは1972(昭和47)年の札幌冬季オリンピックに備えて1970(昭和45)年に設立され,我が国で最初のタータントラックが館内に敷設されていました。その後,当センターは「体育指導センター」として正課教育・体育系サークルのトレーニング,学生・教職員の体力健康づくりの個人利用に供され,現在はスポーツトレーニングセンターの旧名に戻ってこれらの役目を引き続き担っています。
札幌冬季オリンピックでの「ジャンプ,日の丸飛行隊」を初めとする各選手,そして1991(平成3)年から続いたスキー・ノルディック複合黄金期の我が国チーム選手も使い続けた「タータントラック」が改修され,赤茶の色調の新しい様相がお目見えしました。
新しくなった全天候走路(タータントラック)
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