附属図書館でEUi(EU情報センター)セミナーを開催 |
6月25日(木)及び26日(金)の2日間,附属図書館において「第30回EUiセミナー」を開催しました。北海道大学EU情報センター(附属図書館に設置)が当番館としてのセミナー開催は20年ぶり2回目であり,第30回という節目でもありました。
1963年以降,欧州委員会は世界に約500のEU情報センター(European Info = EUi)と100の寄託図書館(Depositary Library = DEP)を設置しており,日本国内には19校の大学にEUi,国立国会図書館にDEPが設置されています。北海道大学EU情報センターは国内で8番目(1982年)に設置されました。その目的は,欧州連合(EU)について一般の人への広報,EUから送られてくる様々な図書,雑誌やパンフレットなどの管理,貸し出しや配布です。また,それらの資料を用いて利用者からの質問にも対応しています。
EUiセミナーとは,EUi,DEPの担当者が毎年1回,活動報告や情報提供・交換,研究発表などをして研修,交流する機会です。今回のセミナーでは,レファレンス事例報告や各センターで効果的な展示や広報を行うためのグループワーク等を通して,活発で積極的な意見が交わされ大変有意義な内容となりました。
2日目のプログラムでは,本学公共政策大学院鈴木一人准教授に「EUの対外的影響力:グローバル市場におけるスタンダード設定」と題してご講演いただき,EUについてさらに理解を深める貴重な機会となりました。 |
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(附属図書館) |
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