工学研究科及び情報科学研究科では,産学連携本部,工学部同窓会,東京同窓会,北海道立工業試験場の後援により9月18日(金)に東京ステーションコンファレンス(サピアタワー6F)において「北海道大学工学系イノベーションフォーラム2009」を開催しました。これは,北大工学系(工学研究科,情報科学研究科)の有するイノベーション創出の可能性を秘めたシーズ研究等を企業・官公庁・財団・団体等に紹介し,産学連携事業に発展することを期待した研究交流の場を提供するものです。
当日は,フォーラム(研究発表)とブース展示が行われ,約200名の参加がありました。
フォーラム会場では,但野工学系連携推進部長,三上工学研究科長及び小柴情報科学研究科長の挨拶が行われ,その後,情報科学研究科6専攻及び工学研究科15専攻の全21専攻の研究者による最先端の研究発表が行われました。
ブース展示会場では,研究成果及び専攻紹介のパネルに熱心に見入る参加者や積極的に研究者へ質問する参加者の姿が多数見られました。
フォーラム終了後,引き続き交流会が開かれ,会場内は穏やかな雰囲気の中会話の花が咲き,盛会のうちに終了しました。
近年産学連携によるイノベーション創出に対する産業界からの関心の高さがうかがわれ,3回目を迎えるこのフォーラムは,大学の研究を直接PRする絶好の機会であることを再認識すると共にその必要性を強く感じ,この日の出会いをきっかけに,共同研究やイノベーション創出に大きく発展することを期待しています。 |