水産科学研究院では,10月25日(日),小中学生を対象とした体験学習教室「魚の卵を科学する」を開催しました。
これは,(独)日本学術振興会(JSPS)が実施する「平成21年度ひらめき☆ときめきサイエンス〜ようこそ大学の研究室へ〜KAKENHI」に,原彰彦水産科学研究院長が代表者となり申請・採択され,同振興会の経費支援のもとに実施されたものです。
当日は天候にも恵まれ,函館市内の小中学生を中心に14名が参加しました。
午前中は,水産学部にて「魚の卵を科学する」と題した原研究院長の講義や,研究室・水産科学館などの施設見学をしました。
そして午後からは北方生物圏フィールド科学センター七飯淡水実験所へ移動し,同実験所所長である山羽悦郎北方生物圏フィールド科学センター・教授による実験所や実習説明の後,フィールドへ出てアメマスの卵の採卵・受精を体験しました。また,実験室内で顕微鏡を使ってサクラマスの稚魚を観察し,血液の流れや体の構造について調べました。
そして最後は水産学部にて,原研究院長から参加者全員へ修了証書「未来博士号」が授与され,未来の博士(水産科学)の誕生とともに全日程を終了しました。 |