アイソトープ総合センター 関興一特任教授が,平成21年度原子力・放射線安全管理功労表彰において,「放射線安全管理功労者」として文部科学大臣賞を受賞され,11月6日(金)に表彰式が行われました。
本表彰は,原子力・放射線安全に尽力して優れた成果を挙げた個人または事業所等を表彰することにより,関係者の更なる意欲の向上と原子力の安全確保及び核物質管理に関する国民の理解の増進に資することを目的として,(財)原子力安全技術センター,(財)日本分析センター,(社)日本アイソトープ協会が主催し,文部科学省の後援により実施しているものです。
同氏は前任の北海道医療大学所属時から現在に至るまで,放射性同位元素等取扱主任者として,多年に亘り放射線安全管理業務に従事し,安全確保に尽力されました。更に,平成19年度からの2年間,本学放射性同位元素等管理委員会委員長を務め,安全管理体制の見直し,構築及び放射線安全教育等に尽力されました。
同氏の活躍は学内に留まらず,日本アイソトープ協会北海道支部主催の教育訓練を企画して講師を務め,北海道地区全体に渡る放射線安全管理の普及にも多大なる貢献をされました。
現在もアイソトープ総合センター特任教授として,また放射性同位元素等管理委員会委員として,教育訓練の講師や施設立入り検査など本学における放射線安全管理に主導的役割を担って活躍されています。 |