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歯学研究科で「動物供養祭」を挙行

 歯学研究科では,11月27日(金)午後4時30分から,歯学教育・研究のため,過去1年間に実験に供されたラット,マウス,ノックアウトマウスの実験動物総数1,349体の供養祭を執り行いました。
 供養祭は,最初に川浪研究科長から挨拶があり,次いで,動物実験委員会委員長の飯塚准教授から,「人類の健康のためとはいえ,動物の生命を奪うことに対する厳しい批判があることを十分理解し,動物の福祉に配慮をした上で,動物実験の研究成果を生み出していくことが,報いる道である。本学においてはウェブシステムによる動物実験の管理システムの導入により,より厳正,適正な動物実験の実施を行っている。また,本研究科は飼育室の整備,実験室の修繕などを実施して,衛生的な飼育環境の構築に努めている。」ことの報告があり,歯学研究の進歩のために尊い命を捧げてくれた多数の実験動物の御霊の安らかなることを願う旨「祭文(さいもん)」が捧げられました。
 最後に,動物実験を行っている参列者全員により献花が行われ,供養祭は厳粛のうちに終了しました。
 
挨拶する川浪研究科長 「祭文」を捧げる飯塚動物実験委員会委員長 献花する参列者
挨拶する川浪研究科長 「祭文」を捧げる飯塚動物実験委員会委員長 献花する参列者
 
(歯学研究科・歯学部)
 

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