部局ニュース

総合博物館土曜市民セミナー,疋田写真展関連シンポジウム
「疋田写真の魅力」を開催

 総合博物館では11月14日(土)に土曜市民セミナーの拡大版として,シンポジウム「疋田写真の魅力」を開催しました。これは,10月24日(土)から11月23日(月・祝)まで開催された「疋田豊治ガラス乾板写真」展の関連企画であり,北海道芸術学会とグローバルCOEプログラム「境界研究の拠点形成」,北海道大学教育GP「博物館を舞台とした体験型全人教育の推進」の協力を得て開催したものです。
 講演者に尼岡邦夫氏(本学名誉教授・魚類分類学),角幸博氏(本学工学研究科教授・日本近代建築史),港千尋氏(多摩美術大学美術学部教授・写真家),廣田理紗氏(島根県立石見美術館学芸員・疋田写真研究者)を迎え,疋田写真の意味や魅力をそれぞれの専門分野から解説していただきました。文学研究科教授の北村清彦氏の司会によるパネル・ディスカッションでも,多分野の講演者の間で疋田写真の記録性と美的な価値について刺激的な意見が交換されただけでなく,会場に集まった120名を超える市民の方々からも疋田写真の保存と公開などについて熱心なご質問をいただきました。
 
左から廣田理紗氏,港千尋氏,尼岡邦夫氏,角幸博氏 左から角幸博氏,北村清彦氏
左から廣田理紗氏,港千尋氏,尼岡邦夫氏,角幸博氏 左から角幸博氏,北村清彦氏
 
(総合博物館)
 

前のページへ 目次へ 次のページへ