部局ニュース

日韓拠点大学交流事業セミナー及び部局間交流協定調印式を韓国江陵市
で開催

 去る12月7日(月)から9日(水)の3日間,日韓拠点大学交流事業によるセミナーが韓国江陵市にて,韓国側38名,日本側26名が参加し開催されました。
 本セミナーは,日本学術振興会の採択事業「二国間拠点大学交流事業」の一環として,毎年開催地を交互に日本と韓国で開催しています。
 10年計画でスタートした日韓拠点大学交流事業も9年目を迎え,毎年約100名もの研究者が共同研究やセミナーを通じ交流を続けています。この中には大学教員や研究者ばかりでなく,将来,この分野で活躍するであろう大学院生なども含まれます。
 韓国江陵市は韓国内でも有数のスルメイカ水揚げ地域であり,函館市と同様に独自の産業が成り立っています。今回のセミナーはスルメイカを題材とし,生産から加工消費に至るまでのプロセスを明らかにし,非環境負荷ゼロエミッション型水産業の実現にどのように寄与していくのかについて活発な討論を行いました。
 ハードなスケジュールでしたが,参加者にとって,異文化理解を促進し,水産海洋をめぐる現状を知り,将来の在り方を考えた貴重な3日間になりました。また,今後も大学院生の短期交換留学など,次世代を担う若手研究者のさらなる交流が大いに期待されます。
 また,セミナー開会式に先立ち,江陵原州大学校生命科学大学との学術交流協定及び学生交流に関する覚書の調印式が同校で執り行われました。今後,両大学の交流がさらに活発になることが期待されます。
 
セミナー参加者の記念撮影 調印を終えた金江陵原州大学校生命科学大学長(左)と原研究院長  調印式で記念品を交換する金江陵原州大学校生命科学大学長(左)と原 研究院長
セミナー参加者の記念撮影 調印を終えた
金江陵原州大学校生命科学大学長(左) と
原研究院長 
調印式で記念品を交換する
金江陵原州大学校生命科学大学長(左)と
原研究院長
 
(水産科学院・水産科学研究院・水産学部)
 

前のページへ 目次へ 次のページへ