2月5日(金),附属図書館が代表をつとめる「デジタルリポジトリ連合」は,国内における機関リポジトリ(HUSCAPと同種のシステムの総称)の数年間の歩みを総括し,今後を展望する「第6回デジタルリポジトリ連合ワークショップ」を開催し,全国の大学・研究機関から91名が参加しました。
前半セッションでは,人材養成の取り組み,技術情報の普及状況,利用拡大方策,学会出版との関係,図書館活動との関係,地域コミュニティの形成のあり方,国際連携などの取り組みについて報告があり,後半セッションでは,これらを踏まえ,今後の(1)大学・研究機関における教育研究成果公開促進のための制度設計,(2)国際連携の推進,(3)事業運営のための職員配置,人材養成などについて活発に議論されました。
同日,デジタルリポジトリ連合は運営体制の整備を行い,(1)担当者研修等を通じた人材養成,(2)海外への学術成果発信促進のための国際連携基盤整備,(3)大学図書館関連団体等との連絡調整などを通じ,機関リポジトリの発展を支援していくことが確認されました。本学逸見勝亮附属図書館長が運営委員長に就任しました。 |