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触媒化学研究センターが英国カーディフ大学カーディフ触媒研究所と
友好学術交流協定を締結

 触媒化学研究センターは,本年2月17日(水)に英国カーディフ大学カーディフ触媒研究所と友好学術交流協定を締結しました。
 カーディフ大学は,英国ウェールズ地方の首都で,歴史あるカーディフ市にある大学です。1883年創立で,学生数27,000人,教員等6,000人を有し,緑の多い静かな市内の中心に位置する大学で,研究と教育を活発に進めている総合大学として,世界をリードする活動を展開しています。中でも最近スタートしたカーディフ触媒研究所は,大学の支援を全面的に受けて,豊富な陣容と研究設備を整え,英国の触媒研究の中心的役割を担おうとしています。カーディフ触媒研究所は,固体触媒から生体触媒まで幅広い展開をしており,最近では触媒企業で長く勤めた研究者を副所長に登用し,様々な共同研究を展開するべく,活動を活発化させています。これまで,英国での触媒研究は各大学での個別分散的な組織ないしは研究者によって進められることが多く,また,表面科学などの学術的な色彩の強い研究が主となっていましたが,最近の資源・エネルギー問題を背景に,より実用的な触媒の重要性が認識されるようになり,カーディフ触媒研究所のような組織が生まれました。この傾向は世界的な潮流でもあります。
 世界で最初の本格的な触媒研究機関である触媒研究所を源流とする本センターは,世界的な触媒・表面科学の研究の拠点であり,また,持続可能な社会の構築に向けた触媒化学の発展を推進する機関として活動することが国際的に求められています。そのような中,本センターは,数年前から世界的触媒研究のネットワーク形成を進めており,その一環として,2008年にはカーディフ触媒研究所を含めた世界8カ国の触媒研究機関が参画した「触媒サミット」を北大で開催しました。本センターはこの「触媒サミット」を契機とし,また触媒化学研究を国際的連携でさらに発展させようとの合意の下に,今回カーディフ触媒研究所と部局間協定を締結することとし,過日,本センターが企画するプロジェクトに参加するために本センターを訪れた同研究所のM. Bowker教授の出席のもと,締結式を執り行いました。
 カーディフ触媒研究所と本センターとは研究の特徴もよく似ていることから,様々な面で協力的に研究展開できるものと大いに期待されます。

 
M. Bowker教授と上田センター長との締結式 カーディフ触媒研究所がある大学本部
M. Bowker教授と上田センター長との締結式 カーディフ触媒研究所がある大学本部
 
(触媒化学研究センター)
 

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