総合博物館では,平成16年より,パラタクソノミスト養成講座を開催しています。今年度は,北海道教育GP「博物館を舞台とした体験型全人教育の推進」のもとで計24講座が開講され,1月〜2月にかけては,下記の日程で3つの講座が開催されました。
各講座の参加者は,慣れない機材や用語にとまどいながらも,熱心に取り組んでいました。 |
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昆虫パラタクソノミスト養成講座(初級)
1月30日(土)と31日(日)に,当館准教授の大原昌宏氏,大阪府箕面公園昆虫館学芸員の澤田義弘氏を講師に迎え,北海道大学総合博物館で開催され,学生や市民ら10名が参加しました。
1日目の午前中は,まず,大原講師から講座内容の説明があり,その後,今回の講座で扱う昆虫の系統的位置づけや,昆虫の体の構造,外骨格の構造とその利点,昆虫綱の分類体系と各目の特徴などについての講義を受けました。午後からは,マレーズトラップで採集されたサンプルを用いて午前の講義を参考に,それらを目まで同定する実習に取り組みました。
2日目の午前中も,1日目に引き続き,ケニアのサンプルの目までの同定と,北海道の土壌から採集したサンプルの同定に取り組みました。昼食後は,午前に引き続き,土壌から採集したサンプルの目までの同定実習に取り組み,最後に,博物館の所蔵標本の観察ツアーを行い,実習では見ることのできなかった目の標本を観察したり,博物館での標本保存の様子について実際に見て回ったりしました。 |
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昆虫パラタクソノミスト養成講座(初級)
において講義を行う大原講師 |
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鉱物パラタクソノミスト養成講座(上級)
2月6日(土)と7日(日)に,理学研究院講師の三浦裕行氏を講師に迎え,北海道大学総合博物館で開催され学生や市民らが2月6日に3名,2月7日に3名の計6名が参加しました。今回の講座では,終日,粉末X線回析装置を用いて,参加者が持参した未知の鉱物を同定する実習を行いました。
まず,参加者が持参した未知鉱物を乳棒,乳鉢を用いて粉末状にし,粉末状になった未知鉱物をガラス板に盛り付けます。次に,そのガラス板を粉末X線回折装置に取り付け,回折装置を起動させ,測定を行います。最後に,回析装置から得られた測定データを解析ソフトにかけ,それをもとに鉱物の同定を行いました。 |
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鉱物パラタクソノミスト養成講座(上級)
において説明を行う三浦講師と参加者 |
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鉱床パラタクソノミスト養成講座(上級)
2月13日(土)と14日(日)に,当館教授の松枝大治氏,九州大学工学研究院の高橋亮平氏を講師に迎え,北海道大学総合博物館で開催されました。
1日目の午前は,松枝講師による講義が行われ,本講座で実習予定の各種実験について,その目的,原理,やり方,諸注意などの説明を受けました。講義の後,実験室に移動し,岩石切断に用いるカッターや回転研磨板,ダイヤモンド研磨板などの機器についての説明を受け,それぞれ受講生が持参した岩石試料や博物館で用意した岩石試料を一人ずつ岩石カッターで切断しました。午後からは,引き続き岩石試料を2日目の実験で用いるサイズまでカットし,それを研磨する作業を行いました。
2日目は,午前・午後を通して1日目に仕上げた研磨片と博物館で用意した両面研磨片を用い,2人1組になって1組が加熱・冷却実験,1組が反射率・硬度測定実験,残り2組は偏光顕微鏡で鉱物観察・流体包有物観察というようにローテーションを組んでそれぞれ実験を行いました。 |
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鉱床パラタクソノミスト養成講座(上級)
において試料をカットする作業に取り組む参加者 |
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| (総合博物館) |
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