10月19日(火)午前11時30分から学生・教職員が参加し,情報科学研究科棟において自衛消防訓練を実施しました。 今回の消防訓練を実施するにあたっては,事前に2回のワークショップを通して,学生・教職員が消防体制やその手順について意見を交わし合うことで,実践性の高い体制・マニュアル作りをしてきました。その結果,研究室など火災現場近くの人々が有効に動けるような体制にし,連絡体制やその方法について抜本的に見直しを行いました。 また,札幌市消防局からご協力を頂き,はしご車が出動した際の誘導訓練及び高層階からの救助訓練を実施しました。この他にも,屋外消火栓からの放水訓練,消火器の操作訓練も行い,自衛消防力を高めることに努めました。 訓練終了後には,札幌市北消防署から「非常に素晴らしい訓練だった」とのコメントを頂きました。続いて栗原情報科学研究科長から「今回は自衛消防訓練ですので,まずは自分たちのことは自分たちで守る意識と行動ができるようにしていってほしい。そして,これから本格的な冬に入り,火気を使用する機会が増えるために取扱に注意してください」との挨拶がありました。 また,後日行ったアンケートでは,「非常放送や防火設備の動作方法やその流れについて教えてほしい」「留学生が増えてきて,日本語だけのアナウンスだけでは不安」などの声が聞かれました。これらの声を参考に,これからの非常時対応の在り方について議論を深めていきたいと考えています。
農学研究院・農学部では,10月19日(火)午前11時45分,本館3階農業経済学図書室から出火したとの想定で,消防訓練を実施しました。 当日は,通報連絡係,避難誘導及び搬出係,消火係,防護措置係,救護係に教職員を役割分担し,自衛消防隊を組織して訓練が行われました。 参加した学生・教職員は,緊張した雰囲気の中で迅速かつ円滑に一体となって取り組み,訓練の重要性と防災意識を高めることができました。 避難完了後は,防災設備業者の指導のもと,消火器による消火訓練,屋外消火栓による放水訓練,救助袋を使用した屋上からの避難訓練が実施され消防設備の操作方法を確認いたしました。 日常の防災に対する心構え等を再認識し,訓練を終了しました。
附属図書館では,10月20日(水)午前11時から,附属図書館3階事務室から出火したとの想定で,消防訓練を実施しました。 今回は,職員,図書館利用者など約80名の参加を得て,自衛消防隊による火災発生時の通報連絡,避難誘導,初期消火等,実践さながらの訓練が行われました。また,訓練には大学文書館の協力を得ました。 消防訓練終了後には,消火器(水消火器)を使用した実地訓練を行い,訓練の重要性を再確認し,日常における防災意識の高揚を図ることができました。
理学研究院では,10月25日(月)の12時10分から,3号館・4号館を対象に消防訓練を実施しました。訓練は,札幌市北消防署及び防災設備業者の協力を得て約100名の教職員・学生が参加し,出火時における一連の防災行動の能率・統制的推進と防火思想の普及を図ること等を目的に行われました。 今回は,3号館2階の数学図書事務室から出火との想定で実施しましたが,通報連絡,非常放送,初期消火,避難誘導等の一連の訓練を教職員・学生が一体となって真剣に行動することができました。避難完了後は,消火器と屋内消火栓の操作訓練を行い,防火に対する意識を一層高めることができました。 訓練終了後,札幌市北消防署の係官からの講評では,避難は速やかに行われ良かったが,身体障害者の人がいる場合には,介助が必用な場合もあり注意する必要があること,消火器などの使い方は普段から良く見て覚えておくこと,有機溶剤を使う実験室は取扱いに十分注意することなどの助言があり,日常における防火意識の重要性について再認識しました。 最後に,山口理学研究院長から訓練参加者及び協力者への慰労の辞と,日ごろからの防火に対する心構えや協力体制について要請があり,一連の訓練を終了しました。
獣医学研究科では,10月27日(水)午前11時30分本館2階臨床分子生物学第1実験室から出火したとの想定で消防訓練を実施しました。 今回の訓練は,本研究科自衛消防隊を主体とした通報,避難誘導,初期消火の操作方法等の訓練であり,非常時における学生,教職員等の安全確保を図ることを目的とし,約100名が参加して行われました。 訓練は,自衛消防隊各班ごとの訓練計画に基づいた職務分担に従って行われました。 訓練終了後に,伊藤研究科長から講評が行われ,非常時及び日常の防火に対する心構え等について再確認があり,消火器による消火訓練を行い,訓練の重要性と防火意識を改めて見直しました。
保健科学院・保健科学研究院・医学部保健学科では,10月28日(木)お昼の12時00分から自衛消防訓練を実施しました。 当日はA棟2階第1中央研究室から出火したとの想定で,非常時における通報・連絡体制を確立するとともに,迅速な避難誘導,初期消火等の本研究院自衛消防隊各班が職務分担して訓練が行われました。 また,訓練に先立ち,防災設備業者から教職員向けに消火栓の操作方法,防火戸・防火シャッターの閉鎖方法及び救助袋の使用方法の説明があり,訓練の終了後には学生・教職員による水消火器を使用しての消火訓練を行いました。それぞれの訓練をとおして,非常時の防火に対する意識向上を図る当初の目的を達成することができました。 訓練終了後,小林保健科学研究院長より,日頃からの防災への心構えについて注意喚起があり,訓練を無事終了しました。
医学研究科・医学部,遺伝子病制御研究所,アイソトープ総合センターでは,10月29日(金)14時25分,東北棟1階のTR事務局から出火したとの想定で,合同消防訓練を実施しました。 出火時の初動体制を確立するために,各行動の中心となる自衛消防隊が直ちに活動し,出火場所に対応して各職務分担の任務〈通報連絡・避難誘導・消火・防護措置等〉を行い,被害を最小限にくい止める訓練を実施しました。 終りには安田研究科長から日頃の防火に対する心構えについて話があり,参加した約200名の教職員・学生は訓練の重要性と防災意識を改めて見直しました。 消防訓練に続いて,消火器を使った消火訓練を防災設備業者指導のもと実施し使用方法について理解を深め,一連の消防訓練を無事に終える事ができました。