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学務部教務課大学院担当係長の井元敏勝氏は，平成22年11月7日午前10時26分，くも膜下出血のためご逝去されました。ここに生前のご功績を偲び，謹んで哀悼の意を表します。
同氏は，昭和47年1月10日兵庫県西宮市に生まれ，広島県立高陽高等学校，北海学園大学法学部をご卒業され，平成6年4月に北海道大学教養部に文部事務官として採用されました。
その後，学務部教務課，学務部厚生課，工学研究科・工学部総務課を経て，同課研究協力係主任に昇任され，その後，学務部入試課入試第一係主任を経験されました。
平成21年4月1日には学務部教務課係長に昇任され，これまでの経験と知識を存分に発揮されて，ますますご活躍されていくことが期待されておりました。
同氏は，明るく朗らかな性格で職場でもムードメーカーとして，常に笑顔で周囲を和ませる会話を続ける一方で，仕事には多大な情熱を持ち，議論が夜遅くまで続くこともしばしばありました。こうした働きぶりから，上司・同僚・部下から多大な信頼と好意を得ておりました。
職場を離れると，二人のお子さんの優しいお父さんとして子育てに頑張っておられました。子育ての合間には，料理やクラシック鑑賞を趣味として楽しんでいたようです。美味しい食事が食べられるという話を聞けば，遠くまで足を運び，また最近ではご自分でも料理を作ることに楽しみを覚えていたそうです。
同氏は，急逝される直前まで変わらず仕事をされており，くも膜下出血による突然の訃報に，ご家族の悲しみも計り知れず，誠に惜しまれてなりません。
ここにこれまでのご労苦とご功績を偲び，心からご冥福をお祈り申し上げます。
（学務部教務課）
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