電子科学研究所では1月24日(月)に,台湾国立交通大学理学院との間で部局間学術交流協定を締結し,莊振益(J.-Y. Juang)理学院長と三澤弘明研究所長が覚書に調印しました。本堂武夫理事・副学長への表敬訪問の後に本研究所の所長室で行われた調印式には,上記2名の両部局代表の他に,交通大学からは李遠鵬教授(Y.-P. Lee,学際科学センター長),本研究所からは副所長の中村貴義教授及び太田信廣教授が出席しました。
交通大学は台湾のシリコンバレーと呼ばれ,IT関連の工場や企業が集中する新竹市(台北の南西50km)にあり,国立台湾大学,国立清華大学とともに同国で有数の大学として知られています。日本国内では東京大学,東京工業大学,東北大学等が既に大学間学術協定を締結しています。
今回協定を締結した理学院は交通大学にある8つの学院のうちの1つになりますが,応用化学科,電子物理学科,物理研究所,分子科学研究所等の8つの学科及び研究所が含まれており,分子科学や光化学の研究分野で著名な日本人研究者も現在,講座教授として複数所属されています。近年,理学院の様々な学科や研究所のスタッフから構成される学際科学センターが設置され,センター長の李教授を中心に,光科学,分子科学,ナノ物質科学,材料科学,生命科学が関係した非常に学際的な研究が進められています。これらは本研究所の特徴とも非常に共通するものであり,このセンターに属する研究者の方々とこれまで主に共同研究を進めてきました。
今回の学術交流協定締結を機に,このセンターを含めた理学院全体と学生,研究者の交換等を含めた学術交流をさらに促進させ,物理学,化学,生命科学が関係する複合および学際領域の研究のさらなる発展及び新たな学術交流ネットワークの形成を進めることになります。 |