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平成23年度北海道地区大学SD研修
「大学職員セミナー」を開催

 11月9日(水)及び10日(木)の2日間,平成23年度北海道地区大学SD研修「大学職員セミナー」が,遠友学舎を会場として開催されました。本研修は,教育学研究院,高等教育推進機構高等教育開発研究部生涯学習計画研究部門,総務企画部人事課及び学務部教務課の主催によるものです。
 本年度は「大学職員の意識改革とキャリア形成」のテーマのもと,本学職員16名を含む,道内の国公私立大学,短期大学,高等専門学校から47名の受講生が参加しました。
 1日目は,熕剌d夫理事・事務局長の挨拶で開会ののち,講演が行われ,横田利久氏(中央大学横浜山手経営再生担当部長)により「大学の職員力について」,続いて,米澤愼二氏(愛媛大学学生支援部次長)により「大学における育成ビジョン」を主題とした講演を行っていただき,今の大学職員に求められる役割や職員像等の話に対して,受講生は熱心に耳を傾けていました。
 講演の後,受講生が6名ずつのグループになりワークショップを開始しました。ワークショップでは,(1)研修の体験を踏まえて,大学職員の研修においてはどのようなことを学ぶ必要があるか,(2)研修で学んだことを活かすためには,職場・大学にどのような条件が必要か,について意見交換が行われました。
 1日目の終了後には情報交換会が行われ,普段交流することの少ない,他大学や他部局の受講生同士で親睦を深めていました。
 2日目は,光本 滋教育学研究院助教,三上直之高等教育推進機構准教授から「大学におけるSD研修の現状」について報告を受けたのち,1日目に引き続きワークショップが行われ,最後にグループ毎による成果発表を行い,活発な意見交換が行われました。
 事後のアンケートでは,参加者の多くから,国公私立の様々な機関から,経験,年齢,職種の異なる多様な職員が集まり,他の機関の方と意見交換を行える機会が貴重であるとの感想が聞かれました。

愛媛大学 米澤学生支援部次長による講演 ワークショップの様子
愛媛大学 米澤学生支援部次長による講演 ワークショップの様子
SD研修参加者で集合
SD研修参加者で集合

(学務部教務課)


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