人材育成本部のS-cubicとHoP-Stationでは,11月18日(金)学術交流会館にて「赤い糸会&緑の会」を開催しました。
本会は,企業と若手研究者(DC,PD)との直接情報交換会であり,企業には博士研究者の高い専門性や総合力を理解いただき,若手研究者には企業の研究開発活動や企業における博士の活躍状況等を知ってもらうことで,相互理解を深め,視野の複線化,活躍フィールドの拡大を図ることを目的としています。
今回で「赤い糸会&緑の会」は延べ15回目の開催となり,若手研究者の参加も回を重ねるにつれ増加し,理学院,生命科学院,農学院,農学研究院,総合化学院,工学院,工学研究院,情報科学研究科,歯学研究科,環境科学院,地球環境科学研究院,水産科学院,電子科学研究所,低温科学研究所等から32名(DC:27名,PD:5名)の若手研究者が参加しました。また企業からも,医薬,食品,化粧品,化学,情報通信,鉄鋼,機械,電気,建設,小売,ベンチャー等の各種業界から15社(31名)にご参加いただきました。
本会では,冒頭の人材育成本部長の山口佳三理事・副学長の開会挨拶,実施責任者の川端和重先端生命科学研究院長による趣旨説明の後,参加企業の皆様から業界動向や博士の活躍状況等の紹介が行われ,その後,若手研究者の自己紹介ポスター発表,企業ブースを訪問しての個別情報交換等が活発に行なわれました。
さらにはこの「赤い糸会&緑の会」を通じて企業に就職した博士研究者の先輩方も企業説明会に参加し,後輩達に対して熱い思いを語ってくれました。
開催後のアンケートでも,『有意義な情報収集ができた。次回も是非参加したい!』『研究者(企業)の現状や方向性を理解できた。』との声を数多くいただくことができました。
また,「赤い糸会&緑の会」の前日の11月17日(木)には,研究所視察にて新日鐡室蘭製鉄所と学内のシオノギ創薬イノベーションセンターを訪問し,延べ23名が参加しました。
次回の「赤い糸会&緑の会」も来年2月20日(月)に開催決定となっており,既に募集枠15社を超える大手企業からの参加希望が寄せられています。併行して,若手研究者のエントリーも受付を開始しました。
終わりに,人材育成本部では上記の活動に加えて,Advanced-COSAやキャリアマネジメントセミナー,企業での長期インターンシップ等を通して,博士研究者の実践力を高める事に注力していますので,今後ともご理解とご協力をよろしくお願いします。
なお,興味のある方は人材育成本部のホームページをぜひご覧ください。
http://www2.synfoster.hokudai.ac.jp
 |
 |
山口理事・副学長の挨拶 |
川端研究院長による趣旨説明 |
 |
 |
企業からの業界動向説明 |
若手研究者のポスター発表 |
 |
 |
企業担当者にポスター発表 |
企業との個別情報交換 |
(人材育成本部)
|