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文部科学省 橋渡し研究支援推進プログラム
(実施機関:北海道臨床開発機構)5年間の成果報告会を開催

 北海道大学,札幌医科大学,旭川医科大学が協働して取り組んできた「文部科学省橋渡し研究支援推進プログラム」が,平成23年度末をもって5年間のプロジェクトを終了し,新年度より第2ステージの取り組みを始めました。
 当該事業は,アカデミア(研究者・医師)発の基礎研究の成果を臨床に用いることを目指して,実用化に向けた様々な橋渡し研究の支援を行う基盤を構築する事業です。「北海道臨床開発機構」を実施機関として行われたこの5年間の取り組みで,2件の医師主導治験入りやライセンスアウト,製造販売承認申請中,または取得済みの開発実績を挙げることができました。
 こうした5年間の取り組みについて,3月2日(金)・3日(土)に東京のベルサール汐留において,全国の同プログラムを実施する7つのTR(Translational Research:橋渡し研究)拠点が一堂に会し,成果発表「平成23年度 成果報告会−ライフサイエンス・イノベーション−生まれ変わる日本の大学像」が行われたものです。
 当日は,本学から「新規医療技術開発の法的・制度的枠組み」の医師主導治験の事例紹介として,白博樹教授(探索医療教育研究センター副センター長)が発表を行いました。報告会を通して,他大学・研究機関からの紹介も含めて熱心な討議がなされ,第2期プロジェクトに向け,大変有意義なものとなりました。
講演する白土教授(探索医療教育研究センター副センター長)

講演する白教授
(探索医療教育研究センター副センター長)

講演会場の様子

講演会場の様子
 

(探索医療教育研究センター)

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