水産科学研究院と函館市は,10月31日(水)付けで「津波時における津波避難ビルとしての使用に関する協定」を締結しました。
この協定は,津波発生時に地域住民が一時避難するための施設として,函館キャンパスの建物を提供するために締結されたものです。
津波避難ビルとして指定される建物は,3階建て以上の鉄筋コンクリート造等に限られており,函館キャンパスが立地している港町付近には要件を満たす建物が少ないことから,本協定の締結は,地域社会に対してさらなる貢献を果たしてくものと期待されます。
今回の協定締結により,函館キャンパスにある建物のうち,管理研究棟の3〜5階の廊下・ゼミ室及び実験研究棟3階の廊下・ゼミ室の計1,020u程度が一時避難施設として提供されることとなります。
なお,10月31日現在では,本研究院を含めて計12施設が函館市の津波避難ビルとして指定を受けています。