人材育成本部のS-cubicとHoP-Stationでは,11月30日(金),学術交流会館において,「赤い糸会&緑の会」を開催しました。
本会は,企業と若手研究者(DC,PD)との直接情報交換会であり,企業には若手研究者の高い専門性や総合力を理解いただき,若手研究者には企業での研究開発活動や企業における博士の活躍状況等を知ってもらうことで,相互理解を深め,視野の複線化,活躍フィールドの拡大を図ることを目的としています。
今回で「赤い糸会&緑の会」は延べ19回目の開催となり,若手研究者の参加も回を重ねるにつれ増加し,理学院,薬学研究院,生命科学院,先端生命科学研究院,農学院,総合化学院,工学院,情報科学研究科,獣医学研究科,環境科学院等から31名(DC:29名,PD等:2名)の若手研究者が参加しました。また企業からも,医薬,食品,化粧品,化学,繊維,機械,バイオ,通信,電気,ベンチャー等の各種業界から15社(26名)に参加いただきました。
本会では,山口佳三理事・副学長の冒頭挨拶,川端和重先端生命科学研究院長による趣旨説明の後,参加企業の皆様から業界動向や博士の活躍状況等の紹介が行われ,その後,若手研究者の自己紹介ポスター発表,企業ブースを訪問しての個別情報交換等が活発に行われました。
さらにはこの「赤い糸会&緑の会」を通じて企業に就職した若手研究者の先輩方も企業説明会に参加し,後輩達に対して熱い思いを語ってくれました。
開催後のアンケートでも,「大変有意義な機会でした!」「様々な分野の情報交換ができ,認識を新たにしました!」「もっと時間を長くしてほしい!」「ぜひ次回も参加したい!」との声を数多くいただくことができました。
次回の「赤い糸会&緑の会」は,2月14日(木)に東京で開催予定であり,すでに参加枠の15社のエントリーがほぼ確定しています。
終わりに,人材育成本部では以上の活動に加えて,企業研究視察,Advanced-COSA,J-window,プレゼンセミナー,キャリアマネジメントセミナー,企業での長期インターンシップ等を通して,これまで以上に若手研究者の実践力を高めることへ注力して参りますので,今後ともご理解とご協力をよろしくお願いします。
なお,興味のある方は人材育成本部のホームページをぜひご覧ください。
◆http://www2.synfoster.hokudai.ac.jp