メディア・コミュニケーション研究院では,平成24年度公開講座「世界のリーダー交代を考える」を,11月29日から12月20日まで毎週木曜日,全4回にわたり実施しました。
本講座では,大統領選挙や党大会による権力交代をひとつの大きなテーマとして,アメリカ,中国,アフリカ,そして韓国をそれぞれ取り上げました。オバマ政権成立後のアメリカの政治文脈と2012年大統領選,中国共産党第18回大会と中国情勢の行方,アフリカにおける憲法改正後の大統領選挙,韓国の民主主義において歴史的な分水嶺となる大統領選を,本学院の各専門分野の教員が担当して読み解きました。
講義中に積極的にメモをとったり,講義終了後に熱心に講師に質問したりする受講生の姿がたくさん見られ,グローバル化を背景に日本のことだけでなく,より広い視野で深く世界を認識する受講生の意欲が見えました。
講座の最終日には,3回以上出席した63名の受講生に修了証書が授与され,本講座は盛況のうちに幕を閉じました。